2016年9月20日火曜日

レンジよねぇ。

明日21日の日銀、FOMC待ちなので仕方がないですが、
日銀前ということで、いろいろと観測記事が出てきて、若干相場を動かしています。

日銀ETF購入、「日経平均」型の新規買い入れ中止を予想-CLSA

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-09-16/ODL48Z6K50XT01

日銀ETF購入ですが、日経平均型中心からTOPIX型やJPX日経400型に変更するべき
との見方ですね。

これを受けて今日はファストリなんかが大幅安でしたね。
ファストリって日経平均寄与度も高いので(だからこそ売られるワケですが)
今日の日経平均は27円安ですが、ファストリが一人で日経平均を71円押し下げています。

これ、明日の日銀会合で、そのような変更がなかった場合はファストリが
上がるんじゃないかと思うんだけど、、、今日は1850円も下げたわ。
(実は持っていた・・・。朝窓開け下落で逃げたけど。値がさの持越しは怖いわね~)

日銀に向けては、ZaiFXの西原さんとの対談形式コラムで。

今週は日銀会合とFOMCの結果がすべて。リークが多い日銀会合は3点セットに注目
http://zai.diamond.jp/articles/-/201971

イベント前なので、リスクポジションを減らしています。
為替は101.80円台のドル円ロングくらい。
しかし、今日もじりじり円高進行しちゃってて、アゲインスト。
ファストリと言いドル円と言い、辛い相場ね…((´;ω;`)
これも101円割れで一度撤退して、再度仕切り直しね。

大倉キャプテンは、ヘッジファンドらの解約の動きといい
キャッシュ比率は高まっている相場だと考えられ、決して楽観の中での
日米金融政策のイベントではないため、それほど大崩れとはならないだろう、
として、そのキャッシュが次にどこへ向かいか見極めたいとしています。

それが、日本株、ドル円ということではないのかもしれませんが、
過剰流動性相場ですので、イベントリスクが去れば、またどこかに
資金が流れ込むでしょう。それがどこかってのが、次のトレードのポイントね。

今日はこんな記事が気になりました。

日本勢の外債売りのなぜ
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160919&ng=DGKKZO07403840Y6A910C1KB3000

9月に入り、国内の投資家が外債の売り越しに転じた。今年度は大量に買い越していたのに、ここにきてなぜ? 疑心暗鬼を呼んでいる。

~(中略)8月28日~9月3日は1兆3000億円、9月4~10日は6000億円の売り越しで、2週間の売越額は合計で2兆円近い。


~(中略)9月中間決算期末を控えて銀行経営者の多くが益出しをするため、直々に外債売却を指示したのだ。日銀のマイナス金利政策で貸し出しによる収益はつるべ落とし。大幅な減益が避けられないなかで、まとまった含み益があるのは外債くらいのもの。そこで米国債などを売却し、中間期の利益かさ上げを狙ったのだ。

 もちろん売却で利益かさ上げをできるのは1回限り。外債を売却して得た資金を国内に持って帰っても、うまい運用先はとても見当たらない。苦肉の策で新たな運用先として考えているのは、欧州の債券だ。

 といってもドイツなど欧州主要国の国債利回りは軒並みマイナス。だから日本勢の資金が向かう先は、デンマークなどの不動産担保付きの債券になる。米国の債券の益出しによる売りが一巡すれば、今度は欧州債投資を買い越す動きが前面に出てこよう。


なるほど、足元の金利上昇は日本勢の外債売りも影響しているか。
で、次は欧州債?!
さて、どうなるでしょう。

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】







※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社