さて、今週はいよいよ大統領選挙。
クリントン候補優位もトランプ候補肉薄で金融市場は不安定化。
ドル円相場は105.50円台から102円台まで下落しちゃってますが、
ダウは7営業日続けて下落して1万8,000ドルを割り込み、
S&P500はなんと9営業日連続下落、36年ぶりのことだそうです。
リスク回避が強まったことで安全資産である米国債が買われ、
米長期金利が低下したことからドル安という解説も。
そんな中で発表された週末の10月分の米雇用統計。
悪くない数字だと思うんだけど、大統領選直前とあって
反応は限定的、乱高下しただけで発表前と変わらぬ水準で終えています。
要するにノーイベント。
※雇用統計
NFP 16.1万人(予想 17.3万人)
失業率 4.9% (4.9%)
平均時給 0.4%(0.3%)
労働参加率 62.8%
ただし、NFPは前月分が15.6万人から19.1万に、
前々月分も16.7万人から17.6万人に上方修正されています。
当月分が予想を下回ってはいますが過去2か月の上方修正。
過去3カ月平均は17.6万人
賃金上昇も評価できる内容で12月利上げに揺るぎはない内容かと
思われますが、12月利上げはすでにほぼ市場に織り込まれているため
この程度の数字で強烈なここからドル買いが起こるというほどのものではなく
どちらかというと大統領選リスクに備えるというムードに支配されて
終わった感じです・・・。
大統領選については刻々と状況が変化していますし、
分析のプロでもないので、ここであれこれ予想しても意味がないと思うので
選挙の行方を気にするより、
①現在保有するポジションを選挙前までにどうするか。
②選挙後のリスクとチャンスをどう利用して新規ポジションを作るか。
上記2点が重要かと思っています。
①に関しては100.80円台Lは残しても103.12円Lは
火曜までにどこかで仕切るつもりです。
利食いでも損切りでもリスクを減らしておこうかと。
②に関しては、急落なら拾っていく所存ですが、
出口調査で乱高下している時に拾っていいモノかどうか、、、
結果がトランプで急落するならその下げがMAXでしょうし、
かといって途中でトランプ優位で下げたところを拾わずに静観していたら
結局クリントン勝利で、そのまま下げずに上がっちゃうかもしれない。。。
などといろいろ考えちゃいますが、
こういう時は、チャートに素直に従うしかないでしょうか。
流動性の低いものはやらずに、やるとしてもドル円かユーロドル。
あるいは日経平均、ダウ平均インデックスですね。
現状はまだドル円L保有中。
今週はチャンスでもありますが、
下手をすれば資金を大きく失うリスクでもあります。
あまり前のめりにならないように行こうと思っていますが、、、
どのラインで買うことを考えるかは、月曜、火曜の相場状況を見てからの
テクニカル分析で!
良い週となりますように♪
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