2017年2月22日水曜日

21日㈫ドル円相場は東京時間にスルスル上昇、
日経平均も  19381.44(+130.36)と堅調。

もっとも売買代金は1兆6540億円と低調。
連日で今年最低を更新しています。

市場のうわさでは、、、実需の買いがドル円を押し上げ
日経平均を押し上げたとか。実需というのは、、、年金かな。

買い手不在かと思われた今日、粛々と買い参入してくるとは。

そろそろ3月の期末を意識する時期にも入ってきたということでしょうか。
期末には企業の決算に絡むドル買い、円買い、
あるいは機関投資家らによる決算に向けてのポジション整理が
相場を形成します。ドル調達しなくてはいけない向き。
円に換えなくてはいけない向き。それぞれの「買い切り」「売り切り」の
玉がぶつかり合って、総じて大きい金額となったほうに軍配が。

東芝やタカタの損失は米ドル、期末までに穴埋めのドル調達が
あるんじゃないかという市場関係者らの思惑も動きだす頃でしょうか。

加えて、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が3月の米利上げを排除しないと
コメントしたと伝わったことも今日21日㈫のドル買いの背景。海外短期筋マネーも
少なからず流入していたようです。

だとしても、ドル円相場が115円を超えてどんどこ上がるイメージは
まだ希薄で、実需が下値を支えてはいるものの
強いトレンドになるには、もう一つ買い材料が欲しいところ。

その意味で2月28日のトランプ大統領の議会演説には注目です。
大型減税の期待が募るあまり米株は連日史上最高値更新のリスクオン相場。
期待外れとなるケースは最悪で、凡庸な演説であっても材料出尽くしとなる
リスクが日に日に高まっているという印象dもあるわよね。

まだ本気で今日のドル円上昇についていく気にはなれませんので静観中。

大和証券がレポートで米ドル建てで日経平均を見ると、
昨年2月を底に上昇基調となっており、今年2月に入ってから
アベノミクス相場以降の高値を更新してきたことを指摘しています。

テクニカル的にはここ数年意識してきたレンジ上限を超えてきた?
このトレンドが続くならドル建て日経平均は190ドル前後を目指すと
強気のシナリオのようです。
春に向けて世界的に株式市場の需給は良い傾向のなか、
先行して上昇している米国株を追いかける展開に期待とのこと。

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