109.21円まであがったんですけれどねぇ。。。
11日早朝、ムニューシン財務長官の強いドルは長期的に国益発言を受けて
急伸したドル円相場、108.83円で飛び乗って、108.50円にストップ置いて寝て、
その後東京時間前場には109.21円まで上昇していたので、上手く行ったと
思っていたのですが、上値がかなり重かった。
欧州時間に入ってポンドの乱高下に巻き込まれる形でドル円が下落、
ポンドはその後猛烈に反騰し、結果リスクイベントではなかったのですが
ドル円だけは下がったまま、V字反騰がないまま下値を切り下げ
現在NY時間には108.30円だいまで落ちてきてしまっています。
やはり、108.80円のブレグジット安値とトランプラリーの高値の半値レベルを
維持することができなかったか、、、下ひげ作って反騰局面にはいるかと
淡い期待を抱いていたのですが、まだ駄目でした・・・。
よって、108.50円でロスカット。
このところドル円は買っては切らされの繰り返しだなぁ・・・(´;ω;`)
しかし、今日はポンドの乱高下局面でポンドロングに成功しているので
損失分は十分にカバーできています。
そもそもドル円ロングに切り替える前に持っていたのがポンドロング。
1.2600の節目を超えたら大相場に発展するという目論みがありましたが、
ドル円上昇に乗り換えたときは1.2600手前で失速しそうだったので
また下で買えばいいや、、、、とあっさり手仕舞って(利食いだよ)
しまったのですが、欧州時間、何と急落局面(チャンス到来)に遭遇。
11日㈫18:00過ぎ、ポンドが突然の急落。
何やらメイ首相が19:15から記者会見を行うということで
健康問題から首相辞任ではないか、とか解散総選挙ではないか、と
噂が錯綜。不透明感からポンドが大きく売り込まれました。
※英BBC政治担当記者がツイッターでメイ首相が会見を行うことを
つぶやいたことがきっかけだった模様。
しかし、実際発表されてみたら、辞任ではなくて
総選挙を6月8日に前倒しするということでした・・・。
ブレグジットに野党の一部が反対していることが背景にあるようで、
国民の信任を得ることで、今後の離脱交渉を有利に進めたいということですね。
英首相 EU離脱交渉方針で信問いたい 総選挙を6月に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170418/k10010953101000.html
2015年5月に総選挙が実施されていて、
次の総選挙は、2020年の予定(5年おき)ですが、これを前倒しと。。。
前倒しには議会下院で3分の2以上の賛成でが必要とのことですが
最大野党・労働党のコービン党首は「首相の決断を歓迎する」と述べており、
19日から審議が始まる予定ですが、おそらく実現するのではないかと。
加えて、最新の世論調査の支持率ではメイ首相が50%、
労働党のコービン党首は14%、総選挙が実施されれば与党・保守党が
優勢になると見られていますので、むしろブレグジット交渉が円滑に
進められるようになる公算が大きいという話であることが分かると、
ポンドが一気に買い戻されました。
ポンドドルはこのドタバタで1.2515ドルまで下落したのですが
メイ首相の発表を受けて猛烈なショートカバーが起こり
現在1.2771ドルまで高値示現。1.2600ドル節目を一気に抜けてきました。
このどさくさで、1.2551ドルと、1.260ドルでポンドロング参戦。
もともとポンドは安値を出し切っていて、ここから新規で下げる理由が
ほとんどないと思ってロングしていたので、
飛び込むのはそう勇気入りませんでしたが
その後仕事に入って1時間余りレートが見れなかったのが
ちょっとドキドキでした・・・。
しかし、ポンド急落でポンド円も大きく下げたことに引きつられて
ドル円相場も下げてしまったのは仕方ないとしても
ポンドがV字反騰で切り返し、ポンド円も大きく上昇したにもかかわらず
ドル円が上がらず、ロスカットレベルまで落ちるとは、、、、
こっちのほうがショックです・・・。
私のストップがついてから上がり出したら嫌ね。
ポンドロングは育てよう。。。
そもそも、英首相が官邸の外で声明を読み上げるのは異例なんですって。
だから余程重要な発表を行うんだろうという憶測で
ポンド売りが一気に膨らんだみたいなのね。
メイ首相が辞任するんじゃないかとか、、、
これが、実は英国にとっていい材料かもしれないとなった時に
一気にポンドのショートカバーが起きたってことね。
そして、重要なレンジ上限をブレイクしたことで上値が軽くなった。
これ、こうなってくると結構戻るんじゃないか、ってチャートになってきて、
ブレグジット云々で大きな下落相場となる前の高値が
2014年7月の1.710ドルってのがあるんだけど、これがブレグジット後
2017年1月には1.198ドルまで2年半にわたってかなり下げました。
この下げ幅をフィボナッチリトレースメントすると38.2%戻るだけでも
1.3219ドルです。もし半値戻るなら1.4588ドル。ここまでは狙いませんが
38.2%戻りレベルまで戻るだけでも御の字ですね。
ここからはポンドは押し目買い。
今日作ったポジションがコアポジとなるように育てばいいですが…。
一緒にユーロも上がっていて、今夜は欧州通貨に対してドル安なんですよね。
(円に対してもだけど、、、)
となると、しばらくはやっぱドル安なんでしょうかねぇ、、、
ドル円のリベンジがいつになるのか、機会を伺います。
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
2017年4月19日水曜日
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。