2017年4月20日木曜日

皆が105円まで下がると見通しを揃えたところから相場が反転しましたね。
あまりに有事リスクを警戒した結果、過度に弱気に傾き過ぎたようです。

ドル円を何度か買って撃沈していましたが、今日も懲りずにドル円を
108.47円で買い参戦。今日は加えてユーロ円も116.70円でロングしました。
ポンドドルロングは継続のまま。

4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数と
前週分の米新規失業保険申請件数はいずれも予想より弱い内容。


※フィラデルフィア連銀景況指数(4月)
結果 22.0(予想 25.5 前回 32.8)

今年 2月の43.3がピークで、3月は32.8、そして今回22.0!!
直近6ヶ月平均25.0にも届いていません。

これで長期金利上昇してるのよ?!(;'∀')ヘンナノ~

それなのに、ドル円相場、上がってます。
もはや、ファンダじゃない。売られすぎたので買い戻しが入っているのでしょう。

あ、でもね、今日はドル円とポンド円に中東勢から買い観測という情報も。
金ちゃんこと荻野氏情報。オイルマネーが動き出した?!

そうそう、足元米株が下げていても日本株が下値が固い印象なのは
海外勢の買いも影響しているかもね。

1-3月に海外勢が日本市場を売り込んでいた場合、4月は買う傾向がある、
なんて話、前に取り上げたような気がしますが、今年も。

東証が4月第2週(10-14日)の投資家別株式売買動向を発表しています。

外国人投資家は2週連続の買い越しで買越額は1027億円(前週は908億円買越)
個人は5週ぶりに売り越しで売越額は508億円、
信託銀行は2週連続の売り越しで売越額は10億円。

ちなみにダウは連日で3ケタの下落ですが
12日の下げ幅のおよそ半分はIBM決算悪化での下落のせい。
今週はGS決算も悪くてダウを下落させています。

だから心配ない、、、とは書きません。フィリー指数とか気になるよね(;'∀')
夏までにびっくりするくらいの暴落リスクは十分にあると思ってます。

ただ、短期的には円と日本株の戻り相場だと思うの…。

しかし、今はドルが全体に強いわけじゃなくて、
今日の通貨インデックスは「ユーロ高・ポンド高VS円安・ドル安」て感じ。

円安、ドル安ってとこだけを取り上げてみればリスクテイクムードが
回帰している印象ですけど、欧州通貨高はこれまで売り込んできた
ユーロ、ポンドの買戻しだろうから、やっぱり、リスクテイクということじゃなくて
「過度なリスク回避ポジション」の巻き戻しに過ぎないんでしょう。
VIX指数も先週に比べれば幾分下がっては来ていますが、
今日特に下げている風でもないですし。

だから、今日買ったドル円とユーロ円はそれほど長く持つつもりはありません。
ドル円は112円台がせいぜいかな・・・
あ、そんなに戻らないと思っている向きのほうが多い印象なので
意外と戻るんじゃないかと思っているんだけどどうかな。

今週末はフランス大統領選挙ですし、週明け25日㈫は北朝鮮の
北朝鮮軍創建記念日。米国空母カール・ビンソンが25日頃には
到着の見込みだと指摘されていますし、26日が新月なので
暗闇のためアメリカのステルス爆撃機が空爆しやすい日だと言われているし
地雷はそこかしこに埋まっているセンチメントではありますが(;'∀')

あ、フランス大統領選挙についてはNHKのサイトが解りやすいので是非

フランス大統領選挙 2017|NHK NEWS WEB 
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/frenchpresident2017/

難しい相場です。
私の中では超短期は買いでも、中期的には暴落に備え。
夏場の安値を拾って年末高を取る、というイメージ。

今日買ったドル円、ユーロ円はセンチメントが変わればすぐに撤退。

ポンドだけは底入れしたように感じているので、
ずっと上がってくれないかな・・・。

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】







※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社