先週末のNYダウは33ドル高で3日連続史上最高値更新も
週明け7月31日月曜の日経平均は19925.18円▼34.66円
米株高にも日本株が振るわない理由は
ドル円相場が110円前半へとじりじり円高となったせいね。
米国市場は、FRBによる年内利上げの思惑が後退していることで
低金利政策が継続するとの安心感から、株高となっていますが、
金利がなかなか上がらないという状況が継続するなら、ドル安よね、
ということで、為替市場ではドル円相場が冴えません。
北朝鮮問題が一層緊張を高める事態に発展していることも上値を抑えています。
レンジよ、レンジ。 じり高で円高気味ですが、レンジの範囲内の小動き…。
日経平均の7月の月間変動幅はたったの 344円ですって。
1987年以降、過去30年間で最低のボラティリティ。
これだけ値動きが収縮していると、投資家のフラストレーションも溜まりに溜まって
エネルギーを充電しまくっていますので
相場は放れたほうに大きく動く可能性が日に日に膨らんでいます。
で、今はどちらかというと、下落リスク、暴落を警戒するムードが強くて
それに対してのヘッジの動きがチラホラと出始めている、という相場。
こうやって、次のリスクに備え始めると、リスクが遠ざかっていくものよね。
このレンジは更にさらに長期化してしまうか、
あるいは、ショートでヘッジした向きのほうが多くなって、
それがあまりに偏り過ぎてしまった場合は、逆に猛烈に上昇する可能性もある。。。
と思っているんだけど、まあ、足元に積極的に買う材料が見当たらず
何がきっかけで上昇開始となるかは見当もつきません・・・・。
あるいは何か起きて、一度猛烈に下がってからの急反騰、、、ってことかも。
どちらにしても、あまりレバレッジを高くして上がるか下がるか賭けに出る、
というような取引はしないことです。レンジを抜けてからの参戦でも
十分間に合うくらい、次の動きは大きくなると思いますので。。。
日経平均やドル円が膠着する中で、やはり現在の為替市場の主役はユーロか。
NY時間に入ってユーロが一段高となっています。
今日は7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が発表され
前年同月比で1.3%上昇、予想通りの結果だったのですが
未加工食品・エネルギー除くコア指数は前年比1.3%上昇で、
前月の1.2%や予想の1.1%を上回ったことが、材料視されているのかもしれません。
これは2013年8月以来の高水準ということで、
やはり、今のマーケットのけん引役はユーロ。。。。
ということで、ユーロ円も上昇していることが、クロス円の下落を
かろうじて防いでくれているような恰好。。。
豪ドル円とカナダ円のロングを持ってるんだけど
高値圏でのレンジ相場に入っちゃって、いつ崩れるかハラハラする日々…。
一回手仕舞ってしまった方が楽・・・・と、ここのところ毎日思ってるだけど💦
高値圏のレンジ下限をブレイクしてから損切りします。
ユーロ円が直近高値を抜けて高値圏のレンジを上方ブレイクすれば
クロス円も上に引っ張られ可能性があるので・・・・忍耐。
ただ、心配なのは明日8/1は13:30~豪中央銀行RBA理事会があるのよね・・・。
政策金利の変更はない見込みですが、同時に公表される声明で、
改めて利上げを否定されると崩れること必至・・・。
ロウRBA総裁は先週26日に行った講演で
「他の中央銀行の金融政策にRBAが歩調を合わせる必要はない」と述べて
市場に蔓延する利上げ期待に水をかけました。
「豪ドルが少し下落すればもっと良い」とも。
あからさまな通貨安誘導発言じゃないか、と思いますが💦
こうした内容が声明文に盛り込まれたら、豪ドルは一度大き目の調整が入ることも
仕方ないでしょう。明日はロスカットかかるかな。。。
ただ、最大の輸出先である中国の経済指標は比較的好調で、
7月の鉄鋼業購買担当者景気指数(PMI)は54.9、昨年4月以来の高水準。
鉄鉱石価格は上昇を続けています。
基調は強いので、下がったところは買いなおすトレードになるかな。
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