ポンドが来ましたねぇ。
ポンドドルも再度上昇するチャート形状でしたので
今日のMPCには注目していましたが、1.3240ドルで再エントリーしました。
もともと持っていた143円台ポンド円ロングは継続です。
148円台まで来たわ(*‘∀‘)ヤッター
ポンドはブレグジット交渉がグダグダで、英国から欧州へと主要金融機関が
拠点を移すなどの報道に、景気の先行きへの警戒が強まっていましたが
こうした景気を軸にポンド安になると考えると間違えちゃう。
景気が悪くなるならポンド安になる、という考えがあっているのか、、、
日本で考えれば景気が悪いと円高じゃないですか。
輸出企業に及ぼす影響が大きいからですが。英国の場合は、、、
エコノミストじゃないので、きちんと検証していないんだけど、
ブレグジットショックでポンド安が来た時に、英国FTSE指数が
大きく上がったことを考えると、ポンド安で株が上がるって相関は日本と同じ。
つまり、株式市場にとってはポンド安がいいわけです。
要するにポンド安のほうが経済にとってはいい、ということでしょう。
※FTSEとポンド相関 赤いラインが英株指標 ろうそく足がポンド
じゃあ、ブレグジットによる英国経済の先行き不安が株価に現れるとするなら
FTSE安で、、、ポンド高じゃないですか。
だから、英景気不安でポンドは買われる通貨になる可能性があるんじゃないの。
っていう気もしてくるわね。
それじゃなくても、英国はインフレになりやすく、直近CPIは2.9%まで上昇
しているんですもの。ポンド安を放置するわけにはいかないですし。
※9月MPC
7対2で政策金利を0.25%に据え置くことを決定(サプライズなし)
ただし、MPCメンバーの大半は、
「インフレを持続的に目標水準に戻すため、
金融緩和措置の一部解除が今後数カ月で適切となる公算が大きい」との見解で一致。
今夜のポンド高はこれに反応。
MPCスタッフ予想ではインフレ率は来月に3%を超え、
複数年にわたり中銀目標の2%を上回り続ける見通し。
ポンドドルはブレグジット騒動の急落後の戻り高値であった1.3450ドル近辺が
超えると新境地に。ここを超えられるかどうかが試される局面に入りますが
インフレ見通しを見ると、緩和解除方向へ舵を切らざるを得ないでしょうから
早晩超えてくるでしょう。
※ポンドドル日足
週足を見ると完全に底入れしたように見えますね。
ブレグジット急落の半値戻しで1.45ドル台あるんじゃないでしょうかねぇ。
※ポンドドル週足
ポンド円は一足先にこれまでのレンジ高値ブレイクトライ中。
※ポンド円週足
週足でアベノミクス円安相場で付けた195円の高値からブレグジット騒動で付けた
124円台の安値をフィボナッチリトレースメントすると
38.2%戻しでも151円台、半値戻しがあるなら160円が見込めます。
6月のECBフォーラム後は、欧州の緩和縮小が年後半のテーマかと思っていましたが
意外とポンドが年後半のベストパフォーマーとなるのかもしれません。
ドル円108.30円台ロング継続中。
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