ドル円は調整入りのムードも漂ってきましたが、、、
先週の国連総会でのトランプ大統領との応酬の中で
太平洋での水爆実験の可能性を示唆。
再び地政学リスクへの懸念が、日本株、ドル円相場の上値を抑えました。
先週はにわかに飛び出した早期解散10 月22 日総選挙で
アベノミク再起動への期待が日本株を押し上げ、
ドル円相場は112円台示現となりましたが、この流れが選挙まで継続するか否か。
北朝鮮リスクは、リスクで売られたところが買い場となることがパターン化してきており、
市場関係者の間でも楽観視する向きも出てきています。
私も有事が現実とならない限りは、このトレードが奏功すると考えていますが、
ただし、上昇トレンドにも波動がありますので
107円台から112円台迄一気に駆け上がったドル円相場
19100円台から20400円台まで1000円以上も上昇した日経平均には
幾分かは調整の下落があるでしょう。
仮に23.6%の押し目があるならドル円で111.50前後、日経で20200円前後までの調整。
31.8%の押し目があるならドル円が110.60円、日経が20010円前後までの調整の可能性。
選挙相場の様相が強まるなら23.6%アラウンドの調整に留まって
上昇するんじゃないかと期待していますが、どうでしょうか。。。
※北朝鮮問題は長期化の様相ですが、日本の選挙が終わった後には
注意が必要かと思っています。
米国が軍事的に動くのは新月(暗闇)との指摘もあって
次の新月は10月20日、日本の選挙直前に米軍が動くということは
さすがにないと思っていますが、意識はしておきます。
つまり、今の強気のポジションはその近辺までには手仕舞っておく、ということです。
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先週の番狂わせはポンド。
メイ首相のハードブレグジットを予感させる発言に加え
ムーディーズによる格下げ・・・
ムーディーズが英国を1段階格下げ-財政圧力の悪化を懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-23/OWPGFA6JIJUO01
想定できなかった話じゃないので、こんなこともあるよね。。。
ということを織り込んでポジション作っておかなくちゃいけないんだけど、
いつ格下げを発表するのかわかんない。
格下げとか見直しの時期って決められているのかしら??
見直しスケジュールが解っているなら、その直前には
ポジションとったりしませんよね。(愚痴)
ポンドドルは高値圏でもみ合いにはいっていますが
先週末のNYクローズでかろうじて5SMAを維持?
週足では一目の雲の上限で下げ止まった格好。
ここを割り込めば短期的には調整局面です。
ポンド円も日足チャートで5SMA上での推移を維持していますので
半分残した143円台ロングは継続、
150.70円台ロングも継続のままですが、
コストまで下落すれば150円台ロングは撤退します。
中長期的にはインフレと利上げが焦点ですので
再上昇するものと見ていますので、安値はまた買う所存。
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豪ドル円89.98円ロングは撤退を強いられました。
RBA(豪中銀)のロウ総裁が9月21日講演で、
インフレ率はRBAの目標を下回っているうえ、目標レンジ中央である+2.5%に
到達することは当面見込まれないと指摘し
「RBAは利上げのタイミングについて判断する独立性を持っている」と発言。
米国やカナダなどの利上げに影響されることはないとして独自スタンスを貫く意思を表明。
当たり前のことを言っているんだけど、これまで一部で豪州の利上げを予想する向きがあったりと、豪ドルにはタカ派的な見方が広がっていたことに対しては水を差す発言となりました。
豪ドルドルのチャートは高値圏で激しく乱高下ですね。
トレンドとしてはまだ強気継続にみえますが上髭2本が気になります。
豪ドル円も上昇トレンド維持ですが、調整待ち、、、とします。
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NZ総選挙、与党辛勝 連立協議 TPP交渉に影響も
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC23H1C_T20C17A9EA2000/
23日のNZ総選挙は与党・国民党が第一党維持も過半数確保できず。
(120議席中58)
少数政党との連立が必要。
第3党のNZファーストとの連立協議に入るようですが
自由貿易反対、移民制限を掲げるNZファーストとの連立となると
TPP交渉修正を迫られるとみれられます。
与党圧勝出なかった、、、ことへの影響が週明けからのNZドルに
どの程度影響が出るか。キウイドルのチャートは9/20につけた
上髭が効いて目先は弱含みそうですね…。
与党勝利の見込みを織り込む形で上昇してきたわけですから
与党勝利の報で材料出尽くし、噂で買って事実で売る展開となるように感じます。
※NZDUSD日足
クロス円、キウイ円はそれほど弱い形に見えませんが
ストレート通貨でキウイドルが弱含めば足元軟調となる予感。
基本はドル円、クロス円は中長期的に上昇すると思っていますが
買うなら安いところ、押し目を待った方がいいでしょう。
※キウイ円
今週は28日にRBNZ(NZ中銀)の政策金利発表ですが
それよりもウィーラー総裁が26日に任期満了で退任されるんですね。
9月27日から来年3月26日までの半年間はスペンサー副総裁が代行だとか。
声明出すのもスペンサーさんってことになるんでしょうか。
豪州と一緒で、キウイドル安のほうがいいでしょうから、
声明はハト派的になってキウイドル下落となる可能性も十分に考えられますので
その下落によって演出された安値をクロス円で拾う、というのがいいのかも。
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ドイツの選挙、年初はリスクイベントとされていましたが
波乱なしの予想が大局で話題になっていません。
メルケル首相の4期目再選が確実と目されていますが
どの政党も単独過半数の獲得は難しいようです。
移民・難民への不満から移民排斥を訴える右翼政党「ドイツのための選択肢」が
第3党に迫る勢いのようで、結党以来初の議席獲得が確実視されています。
要するにどういう形になるかわからないのですが何らかの連立政権誕生となる、
ということです。ユーロにはどんな影響が出るんでしょうね・・・。
メルケル首相、ドイツ総選挙で想定される「連立シナリオ」
https://jp.reuters.com/article/german-merkel-option-idJPKCN1BQ093
ユーロ円133.49円も継続中なんだけど、コストまで下げれば一度やめます。【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】