2017年10月18日水曜日

日経平均は今日も上昇で 11連騰。

難しいことは全然なくて、夏場に売り越していた海外勢が、
上昇してきた日本株を見て慌てて買い戻して、新規買いに転じているって具合で。

別段選挙相場だからということでもなくて、米株もドイツ株も軒並み
史上最高値を更新するような値動きの中、
思い返してみれば日経平均の史上最高値は4万円近くの水準なワケで
おいおい良く考えてみれば21000円台って割安にもほどがあるってことですよ。
水準からみても日本株市場の買い妙味は大きいということでしょう。

そして、これまで日経平均んドル円の相関性が薄れていたことが気がかりでしたが、
ドル円が日経に寄せて上昇しそうなニュースが。

16日月曜のNY市場で飛び出したニュース。
次期FRB議長候補に「ジョン・テイラー氏」の名前が上がってきました。

テーラー教授、FRB議長職後任面談でトランプ氏に好印象-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-16/OXXJ9CSYF01S01

テイラ―氏はバリバリのタカ派らしくて、この報道が出てから
ドル金利が上昇し、ドル円相場も上昇したみたい。

ドル円は日足をみるとラウンドトップ形状で再下落の様相を呈し始めたかに
見えましたが、テイラ―氏のニュースで切り返しており、
ドル円が本格上昇となれば、日経平均は25000円もあながち非現実的とは
言えないんじゃないの、、、と色めきだってしまいますねぇ。。。

ということで、ドル円ロングは継続です。

明日18日は中国共産党大会開幕にて、北朝鮮のミサイルリスクもありますが
万が一のことがあれば、ドル円、日経平均ロングを追加するまでです。



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ユーロドルをショート中ですが、、、

今日16日欧州時間に入ってからですけど
スペイン政府がカタルーニャ州の自治停止に向けた準備を始めているとの報道が
ユーロ下落につながったようです。

さらにドイツのZEW景気指数も発表になったのですが
結果は事前予想に届かず・・・・。現状は前回よりも悪化していたことが
確認されるとユーロ売りが強まりました。

来週ECB理事会があるので、あまり大きくリスクは取りたくないんだけど
売りで粘っていいんじゃないかなぁと思っていたりします。
基本ドル高目線ですので、ユーロは下がるはず(*´∀`*)

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豪ドルドルョート中ですが。今日は議事録が出ました。

豪中銀:低金利に支えられ成長は「徐々に加速へ」-議事録
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-17/OXY0706TTDS601

このブルームバーグの記事では景気拡大、成長していることが肯定的に
取り上げられている印象ですが、
「金利変更のタイミングはこれまでと同じように、国内経済情勢の動向次第」
という内容です、これでは利上げが近い印象がない。

つまり、RBA豪中銀は現在タカ派的ではないということ。

なのに、なぜか豪ドル先物市場ではロングが積みあがっているのよねぇ。。。

私は現在、豪ドルショーとですが、ゴールドマンが同じ方向を見ているようです。

ゴールドマンとヘッジファンドが真っ向対決、豪ドル見通しで隔たり
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-10/OXLQOJ6KLVUG01

ゴールドマンが豪ドルに弱気。ところがファンド勢は豪ドルロング積み上げています。

~豪ドル、ネットロングは4年半ぶり高水準
ヘッジファンドなどレバレッジドファンドは豪ドル上昇に賭けるポジションを増やしており、
先週の残高は86億豪ドル(約7520億円)と2013年以来の高水準に達した。

私も個人的にこの豪ドルロングは、この先の豪ドル下落を示唆していると
思っているんですけれどねぇ。。。。なかなかストンとは下げてくれません。
今日17日にも0.7860ドルまで上昇してからの下落でした。
誰がここから豪ドルを買うんでしょうね・・・。

それでも上げ幅の倍返しで下がるパターンとなっているので
豪ドルショートは継続としましょう。

実はゴールドマンが豪ドル売りを推していることは、あまり嬉しくはありません。
いろんな思惑が生まれますし、ゴールドマンなら、弱気をコメントしている裏で
買いポジションを増やしていたり、、、なんてことが平気でありそうだから。

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今日は注目の英国のCPI消費者物価指数が発表されたのですが、
何とポンドが下落しています(''ω'')ええーーー?!

9月の英消費者物価指数、前年同月比 3.0%上昇で5年ぶり高さなのに!!
8月、2.9%上昇でビックリしてポンド買いだったのに3.0%で売られるんだ。。。
・・・・今回は予想の時点で3.0%だったので、「事実で売り」とする投資家が
多かったということなのかもしれませんが、、、

ポンドは英国メイ首相の求心力が著しく低下しており、ブレグジット交渉において
ハードブレグジットとなるリスクが高まっているとしてポンド売りの圧力が強いのですが
経済指標を見るとインフレが高いので、早期利上げの思惑が出てきてしまう、、、

しかし今日は強いインフレ指標が発表されたのにポンド売り。
ポンドはじゃじゃ馬過ぎて、コワイ。手を出していません~

眠くなってきました…おやすみなさい。

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