2018年1月25日木曜日

ドル安が鮮明です。

いよいよ米国が「通商問題」に着手。
とうとう財務長官がそれを宣言しました。

弱いドルは米国にとって良いこと=ムニューシン米財務長官
https://jp.reuters.com/article/mnuchin-idJPKBN1FD0XP

今週はダボス会議にトランプ大統領が出席するとかで注目されていましたが、
別にこの場でトランプさんが何か発表するとも予想されておらず、
このイベントはノーマークだったという向きがほとんどじゃないかな。

まさか、ムニューシン財務長官の発言に注意しておくべきだったとは!

米国はドル安政策を望む、と
通商問題を本格化することを宣言したようなものです。

昨日のブログにも書きましたが、すでに今週に入って
太陽光パネルと大型洗濯機のセーフガードを発動。

これに早速中国、韓国が反発していますね。

トランプ、韓国製品狙い撃ち? 洗濯機と太陽電池に緊急輸入制限発動
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9365.php

サムスン電とLG電子両社は年間合わせて250─300万台の洗濯機を
米国に輸出。売上高は約10億ドルで、米洗濯機市場の25%を占めているそうです。。

また中国は世界最大の太陽電池パネル生産国。
洗濯機輸出は韓国を上回り計2100万台、約30億ドル(約3300億円)相当に上るとか。

中国商務省は23日、「強烈な」不満を表明。報復措置も辞さない構えで
主な報復対象のリストにはボーイングの航空機やアップル製品、
大豆などの対中輸出が含まれるとしています。

株、コモディティ、、、と
今年はあらゆる市場が大きく動きそうね。

まずは、為替市場がいち早く反応しているのですがドル安が止まりません。

※通貨インデックス

 

ドル円相場は110円割れですが、昨年の安値は107円台。
ここで止まるならレンジの範疇。107円割れると日本株も現在の位置を
保つことは難しいと思います・・・




今夜110円割れのドル安円高ですでに夜間の日経平均CFDは24000円割り込んでます。
先物は23700円台へ下落中。

ところが、貿易有利となると見込まれる米株はさらに上昇しており
ダウ平均は今夜も上昇、現在160ドルだかの26370ドル台です。
ひえ~どこまで上がるの・・・・

レパトリ資金は自社株買いに、
ドル安で企業業績UP期待でさらに株高にと上昇スパイラル。

米株はもう目をつぶって買うしかないんでしょうか💦
全然調整しないままに上昇が続いています。
押したら買おうなんて思ってると買えないですね。

為替のポジションは継続です。
ドル安方向に持っているユーロ、ポンド、キウイの利が伸びています。

ポンド円とユーロ円はドル円に足を引っ張られて軟調推移。。。
これもまだプラスなので様子を見るとしましょう。。。
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