2018年1月29日月曜日

 最新号の日経ヴェリタスにこのブログ「ひろこのバラタイルな日々」が
ほんのちょっとだけ取り上げられました!
嬉しいな(๑˃̵ᴗ˂̵)و  お手元にある方は見てみて~! 49Pです。


さて、政治色が強まっている為替市場。

足元のドル安加速は米国トランプ政権による通貨安誘導ではないかと非難。
はっきりと米国を名指しすることは避けましたが
輸出競争力のために為替レートを目標とすることを控えるという国際公約への
違反があった、と不満を表していましたね。

そういうドラギ王債もユーロ上昇が行き過ぎれば金融政策に影響するかもしれない、
と発言しており、何やら通貨安競争へと発展しかねないムード。
まあ、ユーロは2017年1月からずっと上昇トレンドが続いていますので
ドラギさんの懸念は理解できないでもないですが。。。

トランプ政権からはムニューシン米財務長官のドル安を肯定する発言や、
ロス商務長官の中国に対する懸念、輸入品へのセーフガードなどなど
矢継ぎ早にドル安材料となるニュースが飛び出していますが、
これは今週30日のトランプ大統領の一般教書演説に向けての
パフォーマンス強化の一環かもしれません。

トランプ大統領は先週、今後10年間のインフラ投資について、
当初発表を上回る約1兆7000億ドルになるとの見方を示しており、
これも一般教書演説に盛り込まれる見込みです。

今週の最大の注目は、政治的様相が強まってきた為替市場にとっては
トランプ大統領の一般教書演説ではないか、と思っていますが
このイベントに向けては、市場はドル安方向のトレンドを強めるのかな、やっぱり。

トランプ大統領の一般教書演説は 31日火曜。
でも日本時間だと1日水曜の午前ってことになるかな。

そして、今週から2月入りということで3日金曜1月の米雇用統計。
1月は暫定予算合意がならず、一時的な政府機関の閉鎖もありましたが
週末から週初の出来事でしたので、実営業日ベースではそれほど
大きな影響はないとみられています。

また、需給面で留意しておきたいのがこのニュース。

米国債、月末にかけ劇的な年金資金流入か-値下がり局面は一時停止も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-25/P336NB6TTDS001

劇的ですって?!どんだけ~

米年金基金が1月末にかけて240億ドル米債を買う可能性があるらしい。
2兆6300億ドル相当ですので、結構なインパクトですよね。
その代わり米国株を120億ドル相当売却するとか。

なぜって、米株が上昇しすぎて年金基金のポートフォリオにおいて
米株保有の割合が大きくなってしまった。
一方で米長期債先物は下落しているので、
米株を減らして債券保有を増やさないといけない。
GPIFのポートフォリオでは株式の保有比率を引き上げることが
話題となったことがありましたが、あらかじめポートフォリオの資産配分は
目標比率が決められているので、ここから大きく乖離したらそれを
修正する必要があるってことね。

こうした資産の再配分、ポートフォリオのリバランスは月末までに
要件を満たす必要があるのだそうです。
となると、今週このリバランスの米株売り、債券買いが出る可能性が
非常に大きいということです。

債券買いが入るということは、金利低下につながりますから、
その意味ではドル買い要因が一つ消えるという教科書的な見方もできますが、
足元ではそもそも米金利上昇でもドル高になっていないので、
その相関がきれちゃってる。果たして、このリバランスに伴う売買が
為替市場にどのような影響を及ぼすのかは謎です・・・・

米株が利食いに押されるならダウショートも面白いかな、、、とも思ったのですが
今週はね、「FAANG」銘柄であるアップル、アマゾン、アルファベット、
フェイスブックが決算を発表するんです。ネットフリックスは昨年10~12月期の
契約者数が予想を上回って急増しており、好決算でした。
業績相場が本格化する中で、こうした企業が相次いで好決算発表となるなら
売りはリスクが大きいような気も、、、
昨今の相場って、先に上がってるから、事実で売りなんて言う波がなくて
ずっと上がり続けるので、好決算なら素直に買いかもしれません。。

トランプ大統領の一般教書演説への期待と思惑もある中では
売りにくいということもありますので、ダウショートの勇気はありません・・・。

それから2月3日をもってイエレン米FRB議長の任期が満了、
後任にパウエル現理事が就任します。
2月中にはパウエル新議長の議会証言がありますので、
このところの米国発信のドル安誘導が加速するのか、歯止めがかけられるのか
市場はその手腕に注目しています。

さてポジション、ECB理事会後に再ロング下ユーロドルとポンドドルは
結局翌日に撤退しています。伸びやなんで下落に転じたので・・・・。
高いとこで買いなおしたポジなので、さっさとやめた。
よってドルストレートはノーポジ。

ドラギ総裁発言後に、ユーロ上昇が再加速しそうに見えたのですが
トランプ大統領から最終的には強いドルが好ましいとムニューシン財務長官の
ドル安誘導とも受け止められる発言の火消しを行ったことで
ドル安加速には歯止めもかかったように見えますが、、、、。

ユーロ円、ポンド円のクロス円だけ残したのですが、これも黒田総裁発言で逆風。

ダボス会議に出席中の日銀の黒田総裁。

「日本は緩やかな景気拡大を続ける可能性が高い。日本は2%のインフレ目標にようやく近い状況にある」などと述べたことで、円高に振れる局面が。

現在の異次元緩和は2%のインフレ目標を達成してもしばらく続けるという
オーバーシュート型コミットメントなので、
2%達成時期が近くたって、まだまだ緩和は継続する見込みなので
この発言で円高に振れるってのは、前のめり過ぎる印象ですが。。。
市場はほんと、先に先に値動き織り込もうとするわよねえ。。。

去年がECBの金融正常化への転換でユーロが大きなトレンドを形成したため
2匹目のどじょう狙いで、今年は日銀の正常化プロセスがトレードチャンスだと
虎視眈々と日銀出口ネタで儲けを狙う向きが増えている印象。

だから、黒田総裁の後任人事の観測記事なんかでも、これからかなり
ヘッドラインだけで動きそうよ。。。4月までの任期ですから
そろそろ黒田総裁の続投か後任がだれになるのかって話題が熱くなりそうです。

ということで、ドル安だけじゃなくて、円高の火種もくすぶっているのが
今年の為替相場。現状ではまだポンド円もユーロ円も利益ですが
状況によっては逃げます。

今週は米株売り、米債買いが出るのかどうかに注目しつつ
トランプ大統領の一般教書演説を見極め
米株がいい押し目となるようなら米株買い、
ドル円が反発して戻るようなら、戻り売り狙いでしょうか。


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