さて、日米首脳会談を終えてトランプ大統領の発言が出てきました。
http://klug-fx.jp/fxnews/
・安倍首相と北朝鮮、貿易、軍事を話し合った。
・安倍首相との首脳会談で多くの進展が見られた。
・米朝首脳会談で拉致問題を取り上げると誓った
・朝鮮半島が戦争終息に向けて協議していることは祝福
市場に好感されるといいんだけどね。
今晩4/17㈫、ダウも200ドルを超える大幅高。
好決算を発表したネットフリックスが大幅高で
全体のセンチメントをサポートしているようです。
それほどリスクにおびえているムードはありません。
流石に17日㈫日経平均は12円高と小幅高で動意薄でしたが。
日米首脳会談の真っただ中でリスクがとりにくかったという点に加え
新興、中小型株が弱いことが足を引っ張っているとの指摘。
マザーズなどは個人投資家らの関与が大きい市場ですが
ひどい下落ですねぇ。。。
※マザーズ指数
日経平均とて、一目均衡表分厚い雲が上昇を阻んでいますが
足下は日経とマザーズが逆相関です。
※日経平均
株の信用買い残は10年半ぶりの高水準にあります。
3/23発表時点で3兆6759億円に上りました。
対して、売り残は9402億円程度。
上記チャートの薄い棒グラフが信用買い残。
濃い棒グラフが信用売り残。
買い残がいかに積み上がっているかがわかります。
前回、信用買い残が3兆円超えしていたのが2015年ですが
この時は買い残減少と共に日経平均が下落していきました。
チャートと比較してみるとよくわかりますね。
今回、昨年9月以降の日本株上昇局面初動では
あまり買いは増えていなかったのですが
11月の急落時から、買い残が伸び始めています。
逆張り的に買い参戦した投資家がいかに多かったかがうかがえますが
この流れは今年の2月の急落以降も加速しており、
個人らは相場が下がれば下がるほど信用買い残を膨らませています。
これがこの先のリスクでしょうね。
相場が下落してくると、こういうしこり玉、いわゆる儲かっていないポジションは
整理を余儀なくされますから、下げが下げを呼ぶ展開を強いられるという・・・。
また、足元で、ダウや日経が戻り基調にある中、中国株が弱い。
上海総合指数のチャートみてると決して強気になれません。
※上海総合指数
米中貿易摩擦が懸念される中、今日はこんなニュースもあり
米国が中国ZTEへの製品販売7年間禁止、貿易摩擦の悪化も
https://jp.reuters.com/article/usa-china-zte-commerce-idJPKBN1HN2H7
次世代規格5Gにおいても中国は米国企業と組んで世界シェア獲得ができない、
ということになります。これも米中貿易戦争、米国は本気ですよ。
ソフトバンクがZTEの基地局を採用する予定だそうですが、、、。
政府契約企業のHuawei、ZTEの機器の使用禁止法案、米議会に上程
https://jp.techcrunch.com/2018/01/13/2018-01-12-us-government-agencies-zte-huawei/
FBIなど米情報機関はHuaweiとZTEを使わないように推奨していますね。
FBIなど米情報機関、ファーウェイとZTEの端末を使わないよう警告
https://japan.cnet.com/article/35114748/
ということで、中国のテクノロジー分野の未来にも暗雲。
日米首脳会談受けて、株が上がるような局面を迎えれば
日経平均売りたいと思います。
***********************
ポンド高も一服・・・。
英雇用統計で平均賃金の伸びが予想を下回ったことから、利益確定売が旺盛に。
英ILO失業率(12月-2月)4.2%(予想および前回4.3%)
失業保険申請件数 1.16万人(前回値0.92万人から1.51万人に上方修正)
12月-2月賃金 前年比+2.8%(予想+3.0%に届かず)
ポジションは継続しています。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。