レンジが続きます…。
今日の話題はこれ。
JPモルガンCEO、米10年債利回り5%警告-5月時点から引き上げ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-06/PD0PT66JTSE801
JPモルガンのダイモンCEOの発言ですが、米長期債利回り5%上昇に備えよ、
ですって。足下では膠着してなかなか上がらない長期債利回りですが、
やはり先高観が強いんでしょうか。
米債先物市場ではショートが積み上がっています。
将来の金利上昇を見込んだ米債売りが旺盛ですね。
5%にもなれば米債投資に魅力もあろうかと思いますので
米株から資金が債券にシフトするかと思われ、
この指摘は米株にはネガティブですが、今夜も米株は堅調。
足下ではあまり警戒は強くないようです。
※ダウ、S&P500,ナスダック、日経平均日足
米3指標は今夜揃って上昇基調。
今週は9日からFFR、日米通商交渉スタートということで
為替市場ではドル円を買いにくい。
日本株も為替が膠着で上がりにくいのかな、というイメージです。
ロンドンタイムにドル円が111.50円程度まで買われる局面があったので
111.45円でドル円をショート。
NY時間に入ってユーロ円が強含んだので
先ほどユーロ円を128.77円でショートしています。
イタリア国債利回り上昇が懸念されており、ユーロ下落に妙味、、、
ということで、ユーロドルにしようかと悩んだのですが
ポンドが弱く、ユーロポンドではユーロ高になっていることを鑑みると
FFR控えてドル円に下落リスクが高いため、クロス円ショートに
より妙味が高い局面かな、と考えた結果ユーロ円に。
※ユーロポンドではユーロ高(これもレンジだけどね)
ポンドが弱いのはブレグジット絡み。
フォックス英国際貿易相が
「メイ英首相は悪い協定よりも、
ノーディール離脱のほうがましとの考えを持っている」などと発言。
「ノーディール離脱」とは「合意なきEU離脱」と訳されていますが
要するに、EUからの要求に応えることなく離脱しちゃったほうがマシだ、
とメイ首相が考えている、、、ということでしょうか。
先週末BOEのカーニー英中銀総裁も
「合意なきEU離脱のリスクは不快なほど高い」
と述べていたことでポンドが売られていましたが、
ブレグジット交渉は思いのほか、、、、というより,
案の定難航しているようです。
これがどちらかというと、ユーロ売りじゃなくてポンド売り要因なのね。
ということで、ポンドがジワリジワリ下落していて、
ポンドショートでもよかったんじゃないか、、、という気もしますが、
先週木曜の利上げ決定後の材料出尽くし売りもあって、
結構下落しちゃったので、ここから売りにくいなぁ、、、と思っているうちに
さらに下がってきちゃったという顛末でポンドは売れてません…。
※通貨インデックス一覧 ポンド下落が顕著だった、気づくの遅かった。
まずは、ドル円とユーロ円ショートで様子を見ることにします。
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