2018年9月13日木曜日

今夜の話題はこれ。

米、中国に新たな貿易協議開催を提案 追加関税発動前に
https://jp.wsj.com/articles/SB12541653201849823980704584467552679889802
トランプ政権が中国からの輸入品に対する追加関税を発動する前に、中国政府が米政権の懸念に対応する機会を与える狙い

中国がこれに応じるのかはまだ報道されておらず、
新たな貿易協議が実現するか否か、そしてその席でマーケットにポジティブな
話し合いと合意がもたらされるのかなど、全くわからないのですが、

米中貿易摩擦激化で売り込まれていたセクターの買戻しが大きくなっています。

人民元、上海株下落のプロキシーとして売られてきた豪ドル。

※豪ドルドル 15分


豪ドルだけではありません。NZドル、ユーロ、ポンド、カナダなど軒並み高。

※ドルストレート通貨一覧 15分  つまり米ドル安ね。


豪ドルが上昇したことで、「豪ドル円」主導でクロス円も全般上昇。

※クロス円一覧 15分 ドル円以外のクロス円が一斉に上がりました。



通貨インデックスを見ると、ドル独歩安。

※通貨インデックス一覧 


クロス円上昇で円安かと思ったんですけど、ドル安が効いて
ドル安円高となったことが足を引っ張って円全面安ではないんですね。

特にカナダ、豪ドル、キウイの切り返しが大きい印象です。
昨日キウイドルショートを買い戻しておいてよかったわ。

トランプ政権が貿易交渉にも柔軟な姿勢を見せたことへの買戻しでしょう。

貿易摩擦への警戒の緩和、ドル安が顕著となったことでコモディティ市場も反発。

※CRBインデックス


お、なんか下落トレンドから脱却できそうな予感。

※ドル建てゴールド



これも底入れしたような・・・・。
2番底完了みたいな形に見えます。

※ブレントオイル 日足

ブレント原油なんか、高値更新しそうよ。
原油市場は貿易摩擦リスクでも、イランとの原油取引停止の再制裁による
供給リスクなど独自材料が豊富であまり下げていませんでしたが
ここでトリプルトップとなって下落するか、
このレンジを上方向にブレイクするかの瀬戸際。
レンジブレイクで原油高値更新なら、コモディティ市場全般に弾みがつくでしょう。

コモディティが巻き返すならばおそらくこのドル安は続くということね。
だとすると、ドルストレートでのドル売り外貨買いが一番いい、
ということになります。

ドル円が下がると、クロス円は妙味なし、なんです・・・・。

ということで、ユーロドルロングは継続。
ユーロ円、ポンド円も今夜のニュースで上昇したのですが
ドル円が足を引っ張って伸び切らず。。。
もう少しユーロ円ポンド円のロング粘ってみます。

貿易摩擦へのリスク緩和でリスクオン相場となるなら
ドル安、円安となるというシナリオも残されていますので・・・。

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