ドル安円安になってますね。要するにリスクオン相場です。
9月の株氏市場は月間騰落率も良くないとか、
リーマンショックから10年とか、
中間選挙アノマリーでは選挙前に株が下がるとか、
米中貿易摩擦の影響とか日米通商交渉もスタートするとか
とにかく慎重かつ警戒の声が強かったのですが
踏み上げ相場に発展しています。
日経平均は場中の高値で19日23800円台まで上昇しました。
今日20日総裁選は安倍首相の三選が決まりましたが
材料出尽くしで売られるか、と警戒されましたが
瞬間ノイズ的に下がる局面はあったものの終わってみれば日経平均2.4円高で続伸。
今夜の先物市場では23850円台まで上昇しています。
そして今夜は米国ダウ平均、8ヶ月ぶりに最高値更新!
米株も絶好調です。今年はアノマリーとかサイクル無視…?!
※米国株価インデックス3指標と日経平均日足
Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
ということで、ドル安円安。
ドル円はそれでもまだ112.50円台。
日経の上げ幅を見ると地味に見えますが、、、。
※ドル円日足
Chart:TradingView https://jp.tradingview.com/chart/
まだ7月の高値113.17円に届かず。
それでも今年1月の高値が113.40円近辺ですので7月高値を超えたら
年初来高値更新も目と鼻の先ですね。
日本株の強さは、安倍三選が確定したその先には復興名目での
巨額の補正予算への期待があるようで、
海外勢はそれを見込んで買い戻しているとの指摘も。
年前半売り過ぎましたので買い戻すだけでものすごいインパクト。
そして円安、為替のほうはというと、、、、
日本の生保、海外資産への投資意欲旺盛-質への逃避の円高阻む
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-20/PFCF1J6KLVR401?srnd=cojp-v2
日本の生保の6月末資産合計は377兆8000億円。16年6月時点での海外資産の割合は18%だった。今月公表の別の対外収支報告によれば、各社は4-6月期に外国株式の2倍の外債を購入した。
本邦機関投資家らの海外投資が円売り外貨買いとなり円高を阻んでいるようです。
日経平均は23000円が長いことレンジ上限となっていたものを
抜けてきたのでテクニカル的には大変強い相場で
このまま年初来高値を目指す展開だと思います。
値ごろ売りはリスクが大きい局面ですが、
年初来高値を超えてなお強い相場かと問われると
24日からスタートする日米通商交渉もありますし、
ここからの高値追いには注意が必要ね。
日経平均は年初来高値24129円、ドル円は113.40円まで来たら売り圧力も
強まろうかと思いますが、そこを抜けちゃうと大相場に発展します。
まずは、そこまでの上昇があるかどうか、、、ですね。
市場関係者は米長期金利に注目しているようですが
10年債ではなく30年債を意識しているのだそう(by西原宏一氏)
※米30年債利回り2003年から月足
長期下落トレンドのレジスタンスは越えているので
金利低下の時代は終焉。ただしまだ下値圏もみあいのままです。
3.25%が長いことキャップしていますね。
これが足下の金利上昇で抜けそう、、、、ということで
抜けて金利が急伸すれば株式市場に影響しますので要注意です。
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ドル安円安である、というのは通貨インデックスを見れば一目瞭然。
※通貨インデックス
私はポンドドルとポンド円のロングを持っていますので、正解ポジ。
ブレグジット交渉リスクでノイズ的に急落もするのですが
今日はリディントン英内閣府担当相の
「EU離脱をめぐる交渉は、合意までの道のりを85-90%進んでいる」
「困難はあるものの、引き続き楽観的にみている」発言を好感した他、
8月の英国小売売上高が前月比+0.3%
(予想:-0.2%、7月:+0.9%←+0.7%)と
なったことなどでポンドが大きく買われています。
ポンドだけじゃなくてユーロも買われていますし、
オセアニアも買われていますので
結局ドル安なんですけどね。
ポンドロングポジションは継続してます。
日経、ドル円が年初来高値に接近するギリギリまで持てれば。。。
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