2018年11月5日月曜日

今週は中間選挙。

2年前の大統領選も英国ブレグジットも事前予想というのがいかにあてに
ならないかを思い知らされていますので、結果を決め打ちしないことです。

一応、現状のコンセンサスですが、、、

①上院:共和党 下院:共和党 
      ⇒リスクオン再開の可能性

②上院:共和党 下院:民主党 
      ⇒事前予想最有力シナリオ、
                   すでに織り込み済みにつき波乱なし?!

③上院:民主党 下院:民主党 
      ⇒可能性最も低い最悪のシナリオか?!リスクオフへ。

ですが、結果を予想しても意味がありません。
結果が出たらその結果によって
どういうポジションを取るのか準備しておくことが肝要。

私は、結果はどうあれ株価が猛烈に上昇するようなら高値を売ろうかと。。。
逆に、猛烈に下がるようなら安値を買おうと思っていますが、
その時のセンチメント他ニュース材料等で戦略を変えるかも知れません。

今のところは逆張りを考えているということですが
日本時間の反応が正しいとは限らないので、
欧州時間から全く逆方向に動くリスクにも留意でしょうか。

【イラン制裁再開】

中間選挙前日、5日月曜はイラン制裁再開ですが
米政府が制裁再発動後も日本を一時的にイラン産原油の禁輸措置から除外し、
限定的規模での輸入を認める方針を決めたようです。

ポンペオ米国務長官は2日、禁輸措置からの除外対象は8カ国・地域になると
電話会見で表明しており、日本だけではありません。
米政府は明日5日に対象の8カ国・地域を公表するそうですが、
これが原油の一段安をもたらしています。

イラン産原油日量100万バレルが供給不足となるリスクがある、
というのがコンセンサスでしたが、闇輸出も盛んなようで
原油関係者はこれを幽霊船と呼んでいるようです。
GPSを切ってしまうと、把握できないんですよね。
おそらく制裁が形骸化していることは米国とて承知でしょうけれど
中間選挙対策?ガソリン価格が下がれば下がるほど消費者にとってはありがたい、
というところに焦点を当てれば、足下原油価格とガソリン価格が下落していることは
プラスです。ただし、原油価格が一段安となればエネルギーセクター株の下落が
米株全体のセンチメントを冷やすリスクにもなりますので
塩梅は難しいところですが。

【11月FOMC】

11月7-8日の米FOMCでは、金融政策の据え置き予想ですが
先週末発表された10月の雇用統計が非常に強い内容でしたので
金利引き上げはなくても、声明はタカ派的となるかもしれません。
10月の株価の急落で一部に12月利上げに慎重意見が出てきましたが
FEDメンバーのスタンスがタカ派であれば、金利が一段と上昇するかも。。。

その場合はドル高かなぁ、、、ユーロ買っちゃったけど。

【10月米雇用統計】

非農業部門雇用者数 前月比+25.0万人(予想+19.0万人) 
          前月を13.4万人→11.8万人に修正
10月失業率 3.7%(予想3.7%)
10月平均時給 前年比+3.1%(予想+3.1%) 前月比+0.2%(予想+0.2%)

おかげで米金利は再上昇、これが週末のドル高をもたらしました。

※米10年債利回り


【米中貿易摩擦】

11月30日-12月1日のG20首脳会議が開催されますが
その前後に開催が予定される米中首脳会談に注目があつまっていますが、
トランプ大統領は1日にTwitterで、中国の習国家主席と電話会談を行い
長時間にわたり多岐にわたる議題を協議、
「良い議論ができた」ことを明らかにしました。

これを受けて米中貿易摩擦への懸念が後退、、、ということになるんでしょうか、
マーケットはリスクオン気味に動き、株に買い戻しが入る局面も。

トランプ大統領はちょっと前には、米中首脳会談が決裂した場合、
全中国輸入品に追加関税を賦課すると発言していたのですが、
これも中間選挙前にマーケットが崩れ過ぎぬよう
パフォーマンスなんでしょうか。。。

【Apple決算】

FAANG株が軒並みベアマーケット入りしている中、高止まりのApple株。
先週の決算が注目されましたが、収入629億ドルで
アナリストの予測615.7億ドルを上回る内容.
で、1株あたり利益2.91ドルも2.78ドルを超え
対前年比で収入は20%のアップと申し分ない内容に見えますが、
決算発表後の時間外取引の株価は7%下落しました。
10~12月期の売上高見通しが市場予想に届かず、
というのが失望された模様。
クリスマス商戦への期待が低いということですからね。
それと、今後の決算発表で iPhone、iPad、Mac販売台数を
公表することを止めるというのも、ややサプライズでしたが、
売られる決算内容ではなかったように思います。
1000億ドルの自社株買戻しプログラムを新たに発表していますし、、、。

チャートの形、あんまりよくないですよね。

※Apple日足


ただし、ほかのハイテク銘柄よりはマシですが。
FAANG株で200EMAの上に位置しているのはアップルだけ。

※FAANGなどIT関連株一覧



ということで、週末までの米3指標と日経平均のチャート確認。
ダウだけ200EMAを回復していますね。

※米3指標と日経平均


VIXショックの時、NasdaqはVIXショック前の高値を更新してから
2番底の下落を開始しました。
ダウは61.8%よりも戻り高値が上でしたね。

戻り高値が結構「高い」んですね。米株の場合。
日経平均は半値戻りで綺麗に止まって、再下落で2番底。

ですから、中間選挙の結果を受け、
そのまま落ちていくということがなかった場合、
一度大きく戻りを入れてから、市場の安心感を誘った後に再下落、
というシナリオもないわけじゃない。

どんな可能性も否定しないで置かねば、、と思っております。
つまり、短期的には買うかもしれないということです…。
まだわかんないけど。

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為替市場、週末は米金利上昇でドル高再開ですが
なぜか円安も大きかったですね。

※通貨インデックス一覧


ということで、ドル円が意外と強い。。。

※ドル円 一目均衡表の雲が支えてドーンと上がる可能性も?!


ポジションは、途転したユーロドルロングのままです。
ドル円のチャートが上がりそうで、なんだかドル高になりそうな気も
してきたんですが💦

ユーロに関しては欧州委員会がイタリア予算の修正案を11月中旬までに
提出するように求めていますがイタリアの連立政権は応じる様子がなく、、、
ユーロネガティブ材料にみえますが、下がりきらないのでいったん反発するかな、と。
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【オセアニア通貨】

11月6日 RBA 豪州中央銀行 金融政策会合 
       ⇒政策金利1.5%は据え置き予想
        先週発表の7-9月期CPI消費者物価指数は
        インフレ目標を下回っています。
※豪ドルドル、豪ドル円日足


豪ドルドルも豪ドル円も綺麗に下落トレンド継続中なので、
200EMAにぶつかっている豪ドル円などはいったん売りでもよさそうですが、、
200EMAを超えてくるようなら、そろそろ底打ちのようにも見えます。

11月8日 RBNZ NZ中銀金融政策
       ⇒政策金利1.75%は据え置き予想
        7日に7-9月期雇用統計が発表になるので、結果に注目。
        ※前回4-6月期:失業率4.5%、雇用者数増減+0.5%

※キウイドル、キウイ円日足


豪ドルとよく見たチャートですが、キウイ円は下値が4回もほぼ同値で
止まっているのよね。完全なボックス相場。
今ボックスの上限に到達しているので、今週はここで反落するか、、、
もし、終値で76円台回復なら、キウイ円底入れ上昇かもしれません。

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【英国ブレグジット交渉】

先週は長くショートで利益が膨らんでいたポンドを慌てて買い戻す羽目に。
ブレグジット交渉関連のニュースにボラが大きいですね。

ラーブ英EU離脱相が
「EUとの合意が近い」「11月21日がその時期になる」 と表明していますが
「離脱後も金融サービス分野でのアクセス継続が可能となる」
との見通し報道がポンドを押し上げました。
合意成立の期待感が高まって来ているということかしらね。

私のようにショートを買い戻した向きによる急上昇だったと思われます。

しかし、懸念はブレグジット交渉ではなく英国内メイ政権。
離脱強硬派が合意内容に納得できないということになると
議会承認は難しく、メイ政権が揺るぎます。
このままポンドがドンドコ上昇していくとは思えませんが、、、

※ポンドドル 200EMAの下に位置しています。。。


チャートからは売りに見えますねぇ。。
もう一回売ろうかな、、、とか考えています。
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