2019年5月1日水曜日

連休中の株価、ここまでしっかりですね。

ひとつには、10連休入り直前の日米通商交渉で
為替条項と自動車の数量規制を求められなかった、との報道での安心感。

そして、米株も堅調なんだけど、トランプ大統領が精力的に動いています。

トランプ氏、2兆ドルのインフラ投資計画巡り民主党と合意
https://jp.wsj.com/articles/SB10664013294607043503804585275091097952432

2兆ドル?!220兆円くらいかな、ものすごい規模です。

2018年1月の一般教書演説では
「10年間で1.5兆ドル(約170兆円)を投資する」としていましたので
増額されています、、、、。

もともとインフラ投資に関しては民主党も前向きです。
トランプ米大統領と野党・民主党の議会指導部が30日、
インフラ投資の法案作成に向けて協議を始めることで合意したとのこと。

財源の問題はありますが、、、、

インフラ整備は雇用増加に寄与するため有権者にアピールしやすい施策。
逆イールドでリセッション入りが警戒されたりしましたが
ここでまたエンジンをふかせば、リセッション入りは
先延ばしされるでしょう。
インフラ投資拡大は株式市場や公益株式の押し上げ要因です。

ということで、30日火曜、ダウは一時130ドル程度下落していたのですが
引けにかけて巻き返しプラス圏で終えました。

4/30火曜 ダウ平均  26592.91(+38.52 +0.15%)

おまけにトランプ大統領はFOMC開催の最中にFRBへ圧力!

トランプ氏、1%利下げ促す FRBに止まらぬ圧力
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44379320R00C19A5000000/

トランプ米大統領は30日、FRBに対して

「FRBは物価上昇率が極めて低いのに利上げを続けてきた」と批判。
「政策金利が1%ほど低く、さらにいくらかの量的緩和があれば、
米経済はロケットのように上昇するだろう」とTweet。

利下げを求めるようなコメントです。
インフラ投資に利下げと来たら、米株は爆発上昇しちゃうわ。
コモディティ市況も盛り上がるでしょう。
足下軟調な金も息を吹き返すかな。

今夜、政策発表を控えていますが
IOER(超過準備預金金利)を引き下げるのではないか、との
思惑も広がり、米長期金利は低下、ドルは軟調地合い。

※米10年債利回り 2.5%割れって…💦
  再びFF金利より下げてきました。やり過ぎな気もしますが。


おまけに今夜発表された経済指標が悪くて、ドル売り加速中

米・4月ISM製造業景況指数:52.8(予想:55.0、3月:55.3)
米・3月建設支出:前月比▼0.9%(予想:0.0%、2月:+0.7%←+1.0%)

ポン様ショートは146円超えたら損切りします・・・・
令和は損切からのスタートになりそう💦

まずは、今夜のFOMCですね。
米長期金利は低下傾向も、ドル円は下がったら買いだと思うんだけどなぁ。
もし110円割れがあれば買いたいですが
今はポジションは増やさず流れを見守ります…。



※通貨インデックス一覧 
トランプさんのせいですかね、ドル安他通貨高です。
5月に入ってもこのトレンドが続いていますので昨日までの
月末リバランスの影響でのドル安、ということでもなかったかも。



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