2019年8月13日火曜日

お盆ウィークらしい展開(^-^;

そもそもは8/1トランプ大統領の中国への関税第4弾発動Tweetから始まった
リスクオフ相場ですが、テクニカルな反発の後
香港情勢とアルゼンチンというリスク要因が加わっての再下落です。

■香港情勢

香港空港、デモの影響で全便欠航となったことで
人の移動、経済活動が止まることを嫌気した売りが世界に広がりました。

金融香港株式市場でキャセイパシフィック航空の株価が大幅下落しましたが
大手HSBCなどの金融機関銘柄も売られています。
アジア投資へのエクスポージャーの高い銘柄が売られて
世界に波及していくのでしょう。

13日朝、運航を再開していますが、香港のデモは10週も続いており
どのようにこれが終息するのかが見えません。

中国の武装警察が大規模訓練を開始、武装車両が香港に終結している
などの報道もあるようで緊張は高まっているようです。

■アルゼンチン

11日投開票の大統領予備選で左派のフェルナンデス元首相が、
改革・開放路線を進めた現職のマクリ大統領に大勝しました。

世論調査では両者の支持率は拮抗していたようで、
この結果はサプライズだったようで、
ゆえにマーケットへのインパクトが大きくなっているのね。

敗れたマクリ政権では経済改革で景気を回復させ、雇用を生み出す方針を掲げ
開放路線を推し進めてきたようですが、結果が出なかったようです。
1~3月期GDPは前年同期比5.8%減、4四半期連続でマイナス成長。
5月のインフレ率は年率57%、失業率は10.2%、、、国民の不満も高まりますね。

では今回大勝した左派、フェルナンデス元首相で経済回復が実現できるかというと、、
EUとのFTAを見直す方針を掲げている他、
食品に対する付加価値税の撤廃や年金の増額など大衆迎合的な政策を掲げていますので、
改革開放路線がとん挫、経済がさらに混乱するとみられているのです。

ということで、アルゼンチン売りが、、、

アルゼンチン・ペソは一時36%安の1ドル=53ペソ、過去最安値を更新。
代表的な株価インデックスメルバル株価指数は30%超の急落。

100年債が一時27%急落(100年債があるってとこもすごい)
CDS市場では、5年物の保証コストが808bp上昇。
アルゼンチン株ETFはNY市場で22%の大幅下落。

※VIX指数も急反発

ということで、全面リスクオフのようなムードですが
お盆ウィークなので、、、、
どうでしょう、今週には短期的に下げ止まるんじゃないでしょうか。

ドル/円相場も105円05銭まで円高局面があり
年初1/3のフラッシュクラッシュの安値104.87円に迫っていますが、
意外と東京市場で下値が固く、105円はサポートされそうなのは
GPIFなどのクジラの買いでも出ているんでしょうか。

105円、日経平均2万円は皆が意識しているレベルですので
リスクオフムードが市場を覆っているとはいえ、
このレベルで逆張りで買い向かう向きもあるでしょう。
いつまで支えられるかはわかりませんが、、、。

あまり底値を叩いて売りたくないのよね。
売るなら戻ってから、です。

ドル円、クロス円はここから売り参戦せず静観。
かなり下落急なので。

※ドル円、クロス円


ですが。
ちょっとユーロ/ドルを売ってみました。

ユーロドルは何度も抵抗にあってはじいてきた1.110ドルの節目を
7/31のFOMCの日に割り込んで下方向に走るかと思われたのですが
1.1026ドルで下げ止まり大きく反騰。

※ユーロドルチャート

ただし積極的にユーロを買う理由もなく、
この反騰はショートカバーだったんじゃないかと思われます。
米国の想定を超える利下げの可能性を織り込んでドルが弱かった、
ということもあるかと思いますが、欧州は欧州で9月に利下げが見込まれており
米国がどんなに急いで利下げしても、その差は埋められません。

現在反発後1週間ほど高止まり中ですので、
そろそろ下げてくるんじゃないか、、、と。

本当にリスクオフならリスク資産が売られて基軸通貨のドルに戻っていきます。
リスクオフならドル高、円高ですしね。。。
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