2019年9月5日木曜日

リスクオン相場は本格化するでしょうか。

香港行政長官のキャリ・ーラム氏が
「逃亡犯条例を正式に撤回した」と発表。

これを受けて世界の株価インデックスは堅調推移。
上海総合とか韓国KOSPIなんか結構な上昇となりましたが
今夜のダウは200ドル高くらい、、、かな。
昨日のISM製造業景況感指数の50割れは気になるところですので
爆上げってほどでもないか。

また、香港政府がデモの発端となった逃亡犯条例案を撤回したとして
デモが終息に向かうのかまだわかりません。
香港で「学民の女神」と呼ばれるアグネス・チョウ氏のTwitterですが


と戦いをやめない意志を明確に発信しています。

香港市民の5つの要求とは

1. 改正案の完全撤回
2. 警察と政府の、市民活動を「暴動」とする見解の撤回
3. デモ参加者の逮捕、起訴の中止
4. 警察の暴力的制圧の責任追及と外部調査実施
5. 林鄭月娥の辞任と民主的選挙の実現

ですから、これでデモが鎮静化に向かうのかわかりません…。

そもそも、このタイミングで香港政府がなぜ条例撤回を発表したのか。

来週9月11日から12日にかけて
「一帯一路」香港サミット2019 が開催されるからではないでしょうか。

中国が推し進める一帯一路構想。
そのサミット開催地が香港なんですね。

デモ隊に空港が制圧され封鎖されるような事態ではサミット開催が危ぶまれます。
ということで、いったん矛を収めようということなのでは、、と
誰もが思いますよね。いったん、、、なのでは、と。

仮に、これを受けてデモが鎮静化することが確信できる状況となったとして
マーケットはリスクオンが継続できる環境なのでしょうか。
米国のISMも50割れです。
米中貿易問題は全く解決の糸口が見えません。

ということで、短期的にはドル円、クロス円の巻き戻しが優勢となっても
戻りは売られるんじゃないかと思っております。

それと、、、、

カナダショートは完敗です;つД`)目論み外れて損切執行。

今日がカナダ銀行(BOC)の金融政策会合の日だったのですが、、、
政策金利を現行の1.75%に据え置きました。

市場の予想通りと言えば予想通りなんだけど、
一部に私と同じようなことを考えていた向きがあったんでしょうか。
発表後カナダがめっちゃ上昇しています。。。

声明では「現在の緩和的な金融政策は依然として適切」との文言が。
要するにBOCは追加緩和、利下げのメッセージを市場に送らなかったんですよ。
一部予想よりハト派的ではなかったとことが、売り方の買い戻しを誘う形で
カナダ買いが旺盛になった模様。。。

1.75%も金利がある中で、世界の緩和競争を激化させている中で、、、
カナダはこの緩和競争に参戦する気がないようです。

ということで、カナダ円79.76円ロング→80円でロスカット。。。
ドルカナダ1.3325ドルロングはコストで撤退です。チーン(*_*)
ドルカナダ、3日の夜には1.3380台まで上昇したんだけどねぇ、、、。
利食わず利を伸ばそうと思ってみてたら、コストまでズギャンです(ノД`)・゜・。
これ、ブルトラップですね、酷いわ~
相場予想するな、ってのはこういうことね。

今ノーポジとなりました。

戻り売りの後記を待ちます。
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