米中通商交渉は合意に近づいているといった類の報道が
繰り返されるばかりで、一向に詳細が見えてこないのですが
マーケットはこの問題にはあまり深刻ではありません。
今夜の米国株式市場は、ダウ平均には一服ムードが漂っていますが
Nasdaq総合指数、S&P500、そしてラッセル2000は続伸で強気継続。
※米主要株価インデックス一覧
特にラッセル2000、米国の中小型株市場がレンジをブレイクして
上昇開始、って感じに見えますね。
今夜は米国のGDP改定値、耐久財受注などの指標が発表されましたが
どれも予想を上回る好結果で、為替市場でもドル円相場が上昇基調。
これに連れて、クロス円も強含んできました。
7-9月期GDP改定値:前期比年率 +2.1%
(予想:+1.9%、速報値:+1.9%)
7-9月期 個人消費改定値:前期比年率+2.9%
(予想:+2.8%、速報値:+2.9%)
10月耐久財受注速報値:前月比+0.6%
(予想:-0.9%、9月:-1.4%←-1.2%)
10月耐久財受注(輸送用機除く)速報値:前月比+0.6%
(予想:+0.1%、9月:-0.4%)
※ドル円クロス円
四角で囲んだレンジをブレイクした方にエントリーと考えていましたが
今日、キウイ円とカナダ/円が抜けてきましたので
NZドル/円を70.12円
カナダ円を82.31円でロング参戦。
ドル円が米指標受けてドル高基調となったことで、
このエントリーは現在のところ成功しています。
ポンド円まで上昇してくれてホッとしています。
ポンド円は140.26円でロング継続中。
ただし、ポンド円はまだレンジの中から抜けていませんので
レンジの下限を下方ブレイクのリスクも残されていますが。
また、日本株市場もマザーズが息を吹き返しつつあります。
※マザーズ指数
2018年初頭にトップアウトして2年近くも下げ続けてきたマザーズ指数が
底入れ、下落トレンドから上昇トレンドへ転換したように見えます。
個人投資家も息を吹き返すかもしれません。
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