昨日6日に、
12月に先延ばしされる可能性が報じられた
米中通商交渉の第1段階署名ですが、
今日7日、中国商務省の報道官が
「中国と米国は相互の製品に賦課している関税を
段階的に撤回することで合意した」
と述べたと報じられ、ドル円は一気に巻き返され再び109円台。
同時に中国の税関総署と農務省が
米国産家禽の輸入制限撤廃を検討しているとも報じられ、
全般リスクオンムード再開です。
米中通商交渉絡みのヘッドラインに振り回される展開・・・。
ああ、昨日ダウ平均ロングを手仕舞ってしまった(利食いですよ)のが
悔やまれますが、今夜のダウはAM1:50現在200ドルを超える上昇です。
※ダウ平均
そもそも7日の東京株式市場でも日経平均は小幅に上昇しており、
ソフトバンクの赤字決算など意に介さぬ強さ。
こうなるとダウとかS&P500とか日経平均などのベンチマークに
負けるリスクが出てくる機関投資家、ファンド勢は乗るしかない。
持たざるリスクが生じてしまっています。
ということで、降りるのが早すぎた、、、
むしろここからラリーが加速するのかも(;´・ω・)
なんて気もしていますが、まあ、慌てて高値をつかむことむこともないわよね。
株価インデックスは押し目を待ちます。
今夜は米長期債利回りが一段高で、これがドル高を招いています。
※米長期債利回り
先週分の米新規失業保険申請件数 21.1万件
(予想:21.5万件、前回:21.9万件←21.8万件)
労働環境の強さが改めて示されたことなども追い風。
金利上昇、米株上昇でゴールドが大きく下がっています。
VIX指数は低位置に張り付いていますので、完全なリスクオン相場です。
※VIX指数
また、今日は
EU、ユーロ圏の成長とインフレ見通し下方修正-21年まで弱さ続くhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-07/Q0LHN06TTDS301
ドイツの9月鉱工業生産は予想以上の落ち込み、製造業がマイナスhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-07/Q0LF5RDWX2QI01
こんなニュースがユーロ売りを招いたことや
英国中央銀行が予想通り金融政策据え置きを発表するも
2名のMPC委員が利下げを主張し、7対2での据え置きだったこと、
同時にブレグジットや世界的リスクが悪化した場合、
利下げが必要になる可能性を指摘したことなどから、
金融政策がややハト派に傾斜したとの見方から
ポンド売りが加速したことなども、全面ドル高の様相を色濃くしています。
ということでポンドドルショートは継続です。
クロス円はドル円が強含みの展開なので意外と強いわよね。
ポンドドルやユーロドルが下落していても
ポンド円、ユーロ円は膠着してしまって下がりません。
これはドル円のせい。
※クロス円一覧
ということで、クロス円は手掛けにくいので、
ドルストレートでのドル買い狙い。
やはりユーロドルショートに乗っておくべきだったか。
戻り売りを狙ってみます。
※ドルストレート一覧
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。