米国は20日月曜、キング牧師生誕記念日、ウェリントン記念日で休場ですので
先週末17日金曜は3連休前の取引だったわけですが、、、、
米国株は3日続伸、主要3指数がすべて最高値更新です。
※米主要インデックス ラッセル2000中小型株だけ週末手仕舞いが
しかし、黄色のラインが200EMAなんですが、その乖離たるや。
そろそろ調整がはいるんじゃないかってひやひやものよね。
S&P500種株価指数は8営業日連続で日中取引ベースの最高値も更新しており
短期的には過熱感もあろうかと。
米中通商交渉第1段階署名が滞りなく行われたことと
業績相場が大手金融機関の決算が比較的堅調なことなどが
市場を強気に傾けています。
そしてこの指標。
12月住宅着工指数 前月比 +16.9% 161万戸(予想+148万戸)
→予想の全てを上回り、13年ぶり高水準 増加率は3年ぶりの大きさ
低い住宅ローン金利が効いているんでしょう。
チャートを見ると住宅市場の勢いが凄まじい。
また、12月鉱工業生産が発表され、
全体で見るとマイナス0.3%と予想より悪化しているのですが
12月鉱工業生産:前月比▼0.3%(予想:▼0.2%、11月:+0.8%←+1.1%)
製造業生産は前月比 +0.2%で市場予想の▼0.1%よりよかったことと、
自動車を除いた製造業生産は+0.5%で
4カ月ぶりの大幅な伸びだったことの方が
市場に評価されたようです。
2019年通年の製造業生産は ▼0.2%と3年ぶりのマイナスで
良くなかったのですが,
終盤になって、やや明るさを取り戻したということか。
先週は小売売上高も良かったですし、
米国経済は心配ないと安心感も広がっているのでしょう。
連休あけ21日にはウクライナ疑惑を巡るトランプ米大統領の弾劾裁判で
実質的な審理が上院で開始されることになっていますが、
マーケットは全く懸念していないようです。
株式市場が絶好調ということに加えて、為替市場では指標を好感したのか、
それとも3連休前のポジション調整がはいったのか
ドル高が大きく進んで週末の取引を終えています。
ドル独歩高ですね。
※通貨インデックス一覧
ドル高という側面もあったかと思いますが、ポンドは独自材料での下落も。
英国の12月小売売上高(自動車燃料含む)は11月に続いて2カ月連続のマイナス。
12月英小売売上高 前月比▼0.6%(予想+0.5%)
プラス予想がマイナスの結果なんだもの、そりゃ売られますね。
https://fx.minkabu.jp/indicators/GB-RS
1月30日にBOEの金融決定会合が予定されていますが
利下げを実施する確率は75%にまで上昇したことでポンド売りに拍車がかかりました。
利下げの思惑はもっと前から広がっていたのですが、その割に強含んでいたので
ポンド売りをやめてむしろロングしたとこなのにヽ(`Д´)ノプンプン
143.35円ロング、144.50円まで上昇しましたが、
143.50割れまで落ちてきたところで逃げました。
BOEまでに利下げ織り込みがさらに進めば
ポンド売りがさらに進むかもしれません。
そうなるとポンドドルではドル高ですが
さてユーロに対してはどうなるでしょう、今週がECB理事会です。
今回の理事会でラガルドECB総裁は、
戦略検証について発表するとみられており
その内容に注目が高まっています。
現状のインフレ目標を変更するべきとの声がEU域内からあがっており
現状のECBの政策スタンスに対して
ラガルド新総裁が検証・変更するとの思惑も。
今回は議長就任後2回目の会合です。
今回の会合での金融政策の変更は想定されていませんが
長期的な戦略についての検証がどのような形で進めらるのか、
そのスタンス次第ではユーロが大きく動きますので要注意。
今週木曜の夜ですよ。
また、今週注目イベントですが月曜にIMFから世界経済見通しが出ます。
これまでIMFが経済見通しで指摘していた「政治の舵取りのミス発生リスク」
とされる要素の一つである米中通商交渉が妥決したことで、
見通しが上方修正されるでしょうか。
10月発表の世界経済見通しは2019年の世界経済の成長率が前年比+3.0%と、
今年7月時点の見通しから▲0.2ポイントの下方修正となっています。
2009年の世界金融危機以降で最も低い成長率予想を出しており、
成長率の下方修正は2018年10月以降、19年1月、4月、7月、10月と5回連続。
これが止まるのかどうかに注目。
もし、米中リスクが和らいだとして、下方修正サイクルを抜けるようなら
株式市場、コモディティ市場が好感されて
上昇する可能性も大きいと思っています。
それから、ダボス会議にも一応注目ね。
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20日:国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを発表
21日:日銀金融政策決定会合
21日:カーニー英国中央銀行総裁が演説
21日:カナダ中銀金融政策決定会合
21日−24日:スイスダボス会議開催
22日:米11月FHFA住宅価格:予想前月比+0.2%、10月+0.2%
米12月中古住宅販売:予想前月比+1.5%、11月‐1.7%
23日:欧州中央銀行(ECB)定例理事会
24日:米 1月マークットサービス業PMI:予想52.5 12月52.8
24日:仏1月PMI:予想50.6 12月50.4 / サービス業PMI:予想52.2 12月52.4
独製造業PMI:予想44 12月43.7 / サービス業PMI予想53、12月52.9
ユーロ圏製造業PMI:予想46.8 12月46.3/サービス業PMI予想52.8、12月52.8
英製造業PMI*予想48.7 12月47.5 /サービス業PMI予想51 12月50
ポジションはダウロング継続ですが、どこかで利食おうかと(^-^;
110.03円ドル円ロングはまだ持ってます(^-^;
109.70円を割り込んできたら撤退します。
豪ドル円74.62円ロングも、週末のドル高で豪ドルドルが弱んだ影響で
クロス円も形が悪化したことが気になったので 75.72円で手仕舞っています。
ダウCFD28703ドルロングだけ、そのままですが、、、。
どこかで利食えるうちに利食って、リスク資産の調整を待ちたい気分です。
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2020年1月20日月曜日
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