ユーロが半期末決算で上昇圧力が強いかと
様子を見ていたのですが、思いのほかユーロが弱い・・・。
今日はこんなニュースが。
ECB、非ユーロ圏中銀にユーロ流動性供給-ファシリティー新設
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-25/QCH2MYT0G1LA01
・新たなファシリティー「EUREP」は2021年6月まで提供される。
ん~でもこれは量的緩和ではありませんね。
「流動性供給」です、つまり決済を潤滑にするための資金供給。
これでユーロ売りになるというのも変な話です。
それと、昨日はこんなニュースも出ていたんですね。
米国、英・EU製品に新関税検討-31億ドル相当に最高100%も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-24/QCFAZRDWRGG401
・関税率は最高で100%となる可能性
・実行に移せば、欧州の高級ブランドや酒類メーカーに打撃
・この夏に広範な米欧貿易戦争に発展する恐れ
この新関税は31億ドル程度ですので、それほど金額が大きくないのですが
米欧貿易戦争激化と捉えられるとやっぱり市場にはネガティブか?
ただ、これもユーロの売り材料ということでもない。
足下ではユーロが弱い、というより、ドルが強いんですよね。
※通貨インデックス一覧
ドルだけが強く、他通貨は全て弱い。
これは昨日のブログに書いたようにFedのバランスシート膨張が
止まったせいなのか、それとも感染第2波拡大でリスクオフ気味に
なっていることでドルキャッシュニーズが強まっているのか。
株式市場、上値が重くなっているのですが
なかなかドカンと崩れない腰の入った地合いです。
今夜は米通貨監督庁(OCC)がボルカー・ルールを緩和するとの報道が
米株を支えているようです。金融機関の株が買われていますね。
まだヘッドラインしか見つけられません。
※ダウ平均
アイランドリバーサルトップで下落開始、、、に見えますが
なかなか大きくは崩れません・・・。
ダウショート継続しています。
それと月末でリバランスの影響が出やすい時期ですので
通貨は触らないでおきます。。。
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