2020年7月6日月曜日

日経平均、今週には足下短期間で形成した三角持ち合いを
どちらかにブレイクすると思われます。

※日経平均

例年この時期にはETF分配金の売りが日本株の上値を抑えると
指摘されていますが、今年も出てくるでしょう。

これは去年の記事ですが、

ETF分配金で6289億円の換金売りとの試算、薄商い下で影響大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-02/PTZZPA6JTSE801

これは一昨年の記事

ETF分配金増で7月上旬の日本株に需給不安-日銀買い代償の声
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-02/PAZ1P86JIJV201

日銀によるETFの買いが積み上がっている結果、今年は7000億円程度の
分配金捻出の売りが出てくるとも試算されています。

というわけで三角持ち合いが上に抜けるとは考えにくいので、
今週は売りで狙ってみたいと思っているのですが、、、

米株市場も需給面から売り圧力が強まる可能性が。

①失業保険の追加給付措置が7月末で期限切れとなる
②確定申告、税務申告期限7月半ばに迫る

コロナ禍で確定申告期限が3ヵ月延長されていたものが、
おそらく7月には延長されずに期限が来るものとみられます。

納税義務がある向きにとっては、キャッシュが必要となるわけです。

もともと米国は1月中旬から4月中旬までが確定申告時期。
還付を受ける向きは期限を延ばさずに、すでに申告を済ませ
還付金を受け取っているでしょうから、
ここから駆け込みで申告するのは納税義務がある向きではないか、
ということですね。つまり、株に換金売りが出やすい可能性大。

コロナ禍で矢継ぎ早に出された米国の財政政策ですが
その多くが7~9月に期限切れとなります。

インフラ投資案が出ていますが、
インフラでは家計にダイレクトに効きませんし
これもいつ決まるのかわかりません。
新たに給与税減税を掲げたトランプ大統領ですが、
これもすんなり決まるとも思えず。

となると、市場は催促相場になるかもしれません。
催促相場というのは、下落して新たな政策を呼び込むものを指すのですが
需給面からも買いが続きそうもない中で
コロナ感染者拡大が止まらず、再び経済に悪影響となってくれば
ここから高値を買えないですよね・・・・

と思うのですが、中国市場がなぜかぶっ飛んでたりして
どうもマーケットはチグハグな印象。

ただ中国市場は管制相場ですので他市場に大きな影響を及ぼすものではない
というのが、このところの傾向ではありますね。

多分中国市場の上昇は、財政政策の強化を好感したもの。

中国が財政政策を強化 積極的な効果
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2020-07/04/content_76214305.htm

※上段、上海総合指数 下段、香港ハンセン指数

また、香港ハンセン指数までしっかりと推移。
国家安全維持法の施行から資本流出が懸念されていましたが?!

金融市場で香港攻防戦、支える本土資金と撤退うかがう外国人投資家
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-29/QB3DWUT0AFBA01

↑これは5月のニュースですが、
中国が香港市場から流出した資金を埋め合わせようと、
香港市場に資本流入を継続しているとみられます。
これはうまく行くのかな・・?

為替市場、どの通貨ペアを見てもトレンドレス…

※ドル円とドルストレート通貨


ドルばらまいてるからドル安になるってのが、コンセンサスかと思いますが
そう簡単にドル安来ませんねぇ。

Fedのバランスシートの縮小は極度のドル不足の解消によるもの。
つまり市場が正常になってきたってことですので
ドル買い圧力も小さくなっていくと思うのですが、、、。

方向感がないので、様子見継続かな🤔

今週は9日木曜日にユーロ圏財務相会合が、
10日金曜日にEU財務相理事会が開催されます。

7500億ユーロのEU復興基金「Next Generation EU」が合意できるかが焦点。
財政規律を重んじるドイツとフランスによる提案ということで
早期合意への期待が高かったのですが
オーストリア、オランダ、デンマーク、スウェーデンの4か国が
反対を表明しているんですよね。

この資金、どのように調達するかというと「EU共同債」を発行しよう、
というものなので、黒字国は反対するわけです。
赤字国の借金を肩代わりするのはごめんだ、ということね。

ということで、EU共同債、復興基金絡みのニュースが
今週のユーロを動かしそう。

かといって、どっちに動きそうかってのが今のところ全く見えないので
無理にポジションを作らずにおきます。

豪ドルやキウイなどオセアニアが比較的強いのはゴールドや銅や鉄鉱石など
コモディティが強いことも手伝っているのかもしれません。
※ニュージーランドはあんまり関係ないんですけどね・・・

とうもろこしなどは今年の米農家の作付けが予想より少なかったことが
米農務省の発表で明らかとなり、急伸する一幕も。

大豆相場は生産国であるブラジルの通貨レアルに多少影響することも
ありますが、今は穀物価格が為替市場の及ぼす影響よりも
コロナ感染者拡大と経済、そして大統領発言などの方が影響が大きいですね。

自動車触媒のプラチナ/パラジウムは冴えませんが
それ以外のコモディティ市況が比較的堅調に推移していることは
株式市場のサポート要因ではありますが、さて。

今週の予定
6日 (月)
15:00  5月独製造業新規受注 
17:30  6月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
18:00  5月ユーロ圏小売売上高
22:45  6月米サービス部門PMI改定値
22:45  6月米総合PMI改定値
23:00  6月米ISM非製造業指数

7日(火)
13:30  豪準備銀行(RBA)政策金利発表
15:00  5月独鉱工業生産

8日(水)
20:00  MBA住宅ローン申請指数
21:00  5月ブラジル小売売上高指数
23:30  EIA週間在庫統計


9日(木)
08:01  6月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格
10:30  6月中国CPI
10:30  6月中国生産者物価指数(PPI)
15:00  5月独貿易収支
15:00  5月独経常収支
23:00  5月米卸売売上高/米卸売在庫

10日(金)
21:30  6月米PPI

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米中貿易交渉のカードである大豆など穀物
乱高下する原油市場を
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