ロシアのワクチン承認で、人類は新型コロナを抑え込める!
との期待が昨日11日火曜の米株式市場を押し上げたって
指摘もまんざら外れてはいないと思いますが、
だったらなぜNYクローズに向けて株は急落したのか。
ロシアのワクチン承認は信頼できないから?!
というより、重要なポイントは
金利市場にあるような気がします。
米長期金利、上がってきていますね。
※米年債利回り
ワクチン期待で株がフィーバー、債券市場から株へと
資金がshiftしたために、金利が上がったと思っていましたが
よくよく調べてみますと、今週は、総額1120億ドルもの
過去最大規模の四半期定例国債入札があるんです。
昨日11日には過去最高規模480億ドルの3年債入札が実施されました。
最高落札利回りは0.179%で過去最低、応札倍率は2.44倍と、
過去6回入札平均の2.43倍を上回り需要は堅調となり、
波乱はなかったものの、
12日(水)には10年債(380億ドル)の入札が
13日(木)には30年債(260億ドル)の入札が控えています。
入札前の金利上昇をセットアップと呼ぶそうです。
ディーラーは入札ではできるだけ安く債券を買いたい。
安く買いたい=金利の高い債券が欲しい。
大規模な債券の入札前に債券ディーラーは
債券市場においてセットアップを行うため
金利が上がる傾向があるようです。
まあ、大規模入札が消化できなかったら?!
という懸念から金利が上がるという見方もあるのですが。
こうしたテクニカル要因で金利が上がっているだけだとするなら
過度な警戒は必要ないのかもしれません。
ドル金利が上がったからと言ってドル高になっているわけでもなく
むしろ為替市場では今、円安がトレンド!
※通貨インデックス一覧
ナニコレ、リスクオン相場ってこと?!
今夜、米株はまた強い。
なんと半導体指数であるSOXが新高値更新で
ナスダック総合が大きく切り返しています。
昨晩はゴールド急落が目立ちましたが
今夜は随分切り返していますね。
大きな調整入りかと思ってみていたのですが
もう押し目完了でしょうか?
※ドル建てゴールド
ゴールド急落の背景には、実質金利の上昇。
そして、金・銀市場にも、米国の個人投資家ロビンフッダーが
なだれ込んでいるという事実が!!
彼らがここからどう動くのかってのも注目です。
今週のヒロコのWeeklyGOLDは
マーケットエッジ代表 小菅努氏に
「ロビンフッダーが金銀にも殺到」
『どうみる!?ゴールド急落』をテーマに解説いただいています。
◎NY(8/11)の急落相場を考える
◎ドルと金に何が起きているのか?
◎本当に、ドルに対する不信任?
https://youtu.be/gOssj-ujhhU
必見ですよ~(''ω'')ノ
ゴールドが急落するなら、ユーロがもっと下がってくれてもいいのに・・・
とポジショントーク。
ユーロドルショートしていますが、なんだかユーロが上がってきた💦
特に、円安が加速しているためユーロ円の急騰が目立ちます。
こんなニュースも影響したのでしょうか?!
GPIF理事長:ユーロ圏債券市場を注視、米債一辺倒見直しも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-12/QEVLCET0G1KY01
・6月末時点での外債は21.81%にとどまり5.2兆円規模の買い余地残す
・ユーロ圏も欧州復興基金を巡る合意を受けてまとまりが出てきた
→EU共同債が出たら買いたいという意思表示?!
・外債に占める米国債の割合3月末時点で46.8%、1年前の38.9%から上昇。
・一方、ユーロ圏7カ国と英国の国債は合計27.6%、
2019年3月末の31.5%から低下。
EU復興基金合意で出てくるEU共同債には世界の機関投資家が
注目していると思います。
これが私が中長期でユーロ強気の最大の理由ですが、
短期的にはもっと調整があってくれるかと思ってるのですが(^-^;
中長期強気なら、売らずに買い目線だけで考えた方がいいかな…
ユーロドルショート、もうちょっと粘ります。
そして今日は我慢できなくてポンド円買ってしまった。
139.16円。買ってからの値動き、ユーロ円の方が圧倒的に強かった(´・ω・`)
なんかイマイチ思うように伸びてませんが、
円安がトレンドとなっているので、クロス円ロングは
アリだと思うんだよなぁ、、、ああカナダ/円の方が強そう・・・
英がリセッション入り-2QもGDP前期比20.4%減、欧州で最も深刻
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-12/QEXSYSDWRGG901
GDPは過去の指標。遅行データーなので気にするべからず。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】