2020年8月17日月曜日

 

 明日17日、ようやく日本のQ2GDPが発表されます。

4-6月GDP年率27%減見通し、戦後最大の落ち込み-コロナ直撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-13/QEZ4ELDWX2R701
GDPは遅行指標ですし、戦後最大の落込みってことが事前に予想されているので
これが株式市場でネガティブ要因になることはないでしょう。

◇先進国の4~6月期成長率
        前期比    年率換算
 日本    
 米国    ▲9.5   ▲32.9
 英国   ▲20.4   ▲59.8
 ドイツ  ▲10.1   ▲34.7
 フランス ▲13.8   ▲44.8
 イタリア ▲12.4   ▲41.0
(ユーロ圏)▲12.1   ▲40.3

英国が酷いですが、足下でポンドが売られているワケでもなく。。。

先週は、総額1120億ドルもの過去最大規模となる
四半期定例国債入札が米債利回りを上昇させたようですが
株式市場にそれほど影響はなかったようです。

※米債利回り比較 30年 10年 3年 2年 2ヶ月 3ヵ月


白いラインが1%ですからね。
10年以下の金利は全てゼロ金利、
30年という超長期債でも1.4%しか金利がありません💦

この足元の金利上昇、最初は債券から株へと資金シフトするリスクオンかと
思ってましたがそれもあながち違ってなかったような株式市場の値動き。

※米主要株価インデックス一覧

週末こそやや反落基調でしたが、週間で見れば上昇していますね。
週間騰落で見るとダウ平均:+1.81% S&P500:+0.64%
ナスダック:+0.08% 、日経平均:+4.30%と堅調。
S&P500は一時3387.24 過去最高値を更新しています。

こんなに楽観していていいんでしょうか・・・

追加景気支援策第4弾の協議ですが共和党のマコネル上院院内総務は14日に、
「レーバーデーの祭日明けとなる9月8日まで上院採決を行わない」
と発表しています。下院の方も9月14日まで採決を行わない
として先に夏休み入りしています😲

つまり、追加支援策を決められないまま夏休みに入ってしまったのです。

また、先週発表された7月米小売売上高ですが、予想を下回りました。

◆米 小売売上高(7月) 1.2%(予想2.1% 前回8.4%(7.5%から修正)

伸びは3カ月連続のプラスではありますが、やはり先行き不安が
高まれば今後の伸びは期待できないということになるでしょう。

ということでトランプ米大統領は、ムニューシン財務長官に
世帯や州、地方政府に資金を供給する用意するよう命じたと発言。
しかし、議会が休暇に入ってしまっては…。

マーケットセンチメントはリスク選好ムードですが
この高値から株価インデックスを買う気にはなれませんね💦
個別株投資はまた別ですが。

個別株と言えば驚いたのがこのニュース。

バークシャー、銀行株保有減らし産金のバリックに新規投資-4~6月
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-16/QF2NCVDWLU7501
・ゴールドマン、JPモルガンなど銀行株を売却
 (バンカメ保有は増やしている)
 (ゴールドマンの株保有はゼロに)
・産金会社バリックゴールド株を購入(6月末で5億6400万ドル)

ゴールドに否定的なスタンスで知られる著名投資家バフェットが
なんとQ2に金鉱株を買っていたことが明らかに。

ちなみにこのバリックゴールドの2019年年間生産量170トンで世界第2位。
1位はニューモント で195.7トン、3位はアングロゴールド102トン。
100トンを超えるのはこの3社だけ。

と貴金属スペシャリスト池水氏@BruceIkeGold のTweet
https://twitter.com/BruceIkeGold/status/1294832997271666688

このニュースが何を意味するのか。

バフェットは金価格が高値を維持することで金生産者が儲かる
ってことを予想したものと思いますが
池水氏もTwitterで指摘しているように
だったら金のETFを買うという手段で金そのものを買うこともできるのですが、
あくまで「株」を買うところが興味深い。

それと銀行がダメって判断ですから、金利はこの先長期間
上がらないと思っているということでしょうね。

なぜゴールドマンをゼロにしてバンカメを増やしているのかは
わかりませんが。。。

現在のような資産インフレというだけでなくが
ホントのインフレが来る可能性がある、ってことかもしれません。

ゴールドは足元調整を強いられていますが
(先週は金利が上昇しましたので、そのためでしょう)
やはり、まだ上がるでしょうね。

先週ヒロコのWeeklyGOLDは
マーケットエッジ代表 小菅努氏に
「ロビンフッダーが金銀にも殺到」
『どうみる!?ゴールド急落』をテーマに解説いただいています。
◎NY(8/11)の急落相場を考える
◎ドルと金に何が起きているのか?
◎本当に、ドルに対する不信任?
https://youtu.be/gOssj-ujhhU

そして、今週から英国とEUが、7回目となる通商交渉を開始します。
10月2日まで協議が行われるため、この協議の行方が
ポンドを動かすこととなりそう。
ジョンソン首相は合意できなければ
ハードブレグジットも辞さないというスタンス。

それでも、ポンドは押し目買いでいいんじゃないかな、、、と思ってます。
ブレグジットはすでに市場の中核テーマではなくなっており
ブレグジットを材料に売られてきたポンドは長期巻き返しのトレンドに
入っているものと思うのです。。。。ポジショントーク。

139.16円のポンド円ロングは継続。
カナダ/円80.65円ロングは80.50円割れで損切しました。。。

金曜日比較的大きな円高進行となりました。
ドル円の円高基調が強まればクロス円ロングは要警戒ですね。

今週はフィリー指数やPMIなどの景気指標が出てきますが
景気回復のペースはこの先緩慢になる可能性が高いと思われます。
となると、株価の上昇もこれまでの勢いは期待できないような気も。

今週の主な予定

17日(月)
日本GDP速報値(第2四半期)
米NAHB住宅市場指数 (8月)
米NY連銀製造業景気指数(8月、予想14.5、前月17.2)
米民主党全国大会(ウィスコンシン州、20日まで)

18日(火)
米住宅着工件数(7月)
OPECプラス主要閣僚、オンライン会合

19日(水)
英消費者物価指数(7月)
米FOMC議事録(7月28-29日開催分)
ハリス氏、米副大統領候補の指名受諾演説

20日(木)
トルコ中銀政策金利
米景気先行指数(7月)
フィラデルフィア連銀製造業景気指数(8月、予想21.0、前月24.1)
サンフランシスコ連銀総裁、オンライン講演
バイデン氏、米大統領候補の指名受諾演説

21日(金)
日本消費者物価指数(7月)
ドイツ製造業PMI速報値(8月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(8月)
米PMI景況感指数(8月、製造業、予想51.8、前月50.9、
          サービス業、予想51.0、前月50.0)
米中古住宅販売件数(7月)

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