2020年8月5日水曜日

為替市場で久しぶりに発生したトレンド、「ドル安」ですが
先週末からの巻き返し後、揉みあいに入っちゃったかな・・・・

ドル円でみればドルの書き返し、かなり大きかったのですが
(セブン&アイの米コンビニ買収に絡む思惑説)
ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルなどドルストレートで見ると
それほど大きくドル高になっておらず、小休止にすぎないのかも…

ただ、ポンドドルは前日3日(週明け月曜)の安値を割り込んだため
ポジションクローズとなっています・・・。

1.2817ドルロング →1.3000ドルで手仕舞い

123.82円のユーロ円ロング
136.59円のポンド円ロングは継続ですが
これも3日の安値を下回ればカットします。

ドル円が方向感なく推移した1日でしたが、
このままレンジ入りしちゃうの??💦
レンジは苦手なのですよ・・・・

ただドル円は2015年の高値からのレジスタンスラインを引いてみると
緩やかに上値を切り下げていますし、
日足で見ても移動平均線大循環分析においては
綺麗に下落のステージに入っており、戻り高値を付けて
再下落しそうにも見えます。

出来れば、戻り高値を売る方向でトレードしたいチャートですので
となると、クロス円も上値が重くなって当然かな、という気もしてきますね。

ユーロ円、ポンド円はドルストでユーロドル、ポンドドルが強くなければ
上昇は難しいということになりそうです。
そのドルストのロングを切ってしまっているワケで、
早晩、ユーロ円、ポンド円ロングもカットする羽目になりそうですが、、、

ポンドやユーロにはこんな材料が。

◆英国・ユーロ圏国債市場で利回りがマイナスの取引が全体の半分以上に。

・7月末時点のマイナス利回りの英国債は合計で約1兆3300億ポンド
 (市場総額約2兆5000億ポンドのうち53%強)

・7月末の英10年債の利回りは過去最低の0.07%%残存8年まではマイナス化。

・BOE(英中央銀行)もマイナス金利を検討せざるを得なくなる可能性?

・ユーロ圏利回りがマイナス国債は計5兆6800億ユーロ(6兆6700億ドル)
 (全体の国債8兆7000億ユーロの約65%)
 
~米国債の実質利回りがマイナス化したことがドル下落に寄与、
 この状況が投資家らの欧州国債購入を促し利回りの低下圧力を強めた。

市場金利が政策金利より低下していることで
英国の「マイナス金利導入」の思惑が広がりつつあるということか。
これはポンド安要因と考えられますが、、、

※主要国長期債利回り一覧

 
このところ、世界的に債券利回りは急低下していますね。

利回りマイナスってことは、購入した瞬間に満期まで持てば
損をすることが確定している債券ってことですが
それでも、そんなマイナス利回りの債券を
保有しているところがあるって事態が異常ですよね。
この事象だけを見ると、リスクなんか取れません。

新型コロナウイルス問題の感染拡大を嫌気しているのか、
それとも米ポンぺオ国務長官の演説で米中分断が確定的となったことへの
警戒なのか、債券市場に資金が集まっているということですね。

それでも株にも、資金は入っています。
これ、ロビンフッダーと呼ばれる給付金で始めた初心者の
マネーが米株を押し上げているのだとすれば、
こんなに危ないことはないと思うのでうが・・・。

こうして俯瞰するとまさに為替市場は「通貨安競争」状態。
ゼロ金利近傍に肩を並べた主要国通貨、
どの通貨がさらに弱いかを見極めるミクロの戦いです・・・
ホントやりにくいわね。

そんなわけで金が下がらないんですよ。
通貨価値は低下するばかりです。
直ぐにインフレになるとは思いませんが、
モノ、資産に換えておかねばと考えるマネーの
流入が続いているということです。

新型コロナの影響で需要が戻るワケでもなく
8月からOPECプラスの減産幅が縮小されている原油でさえ下がりません。
これ、コモディティとしてというより金融要因も大きいのでは?!

しかし株は強いですねぇ・・・。
今夜もSOX指数(半導体指数)が新高値更新してます。
米中対立によって、ハイテク分野の覇権争いが激化するという観点から
さらに大きな資金が動くという見方があって、むしろ米中の対立が
テック系企業株の買い要因であると考えることもできます。

目下話題はTikTok。

トランプ氏、MicrosoftのTikTok買収容認 破談なら禁止 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62258130U0A800C2000000/
・トランプ大統領、米企業による買収を条件付きで容認
・9月15日までに実現しなければ利用を禁じる

名前が挙がっているのがMicrosoft

中国が潤沢な資金を使って世界に広めたTikTok利用者のデータ-は
旨味が大きいでしょうね、米国ユーザーは6500万人にも上るとか。
その他、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの事業を引き継ぐ方向
となっていますが、日本はどうなるんでしょうね・・・。

ただし、マイクロソフトは中国事業を手放すことが条件となりそうです。

また、Appleは中国のアプリを大量に削除。

アップルが中国で3万以上のアプリ削除、ゲームが大半-調査会社
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-03/QEFGPIT0AFB401

分断が進められています。

次世代経済のエンジンとなるABCD
AI ブロックチェーン クラウド データーセンターを結ぶのが5G
ということで、現代版ABCD包囲網が敷かれつつあるようです。

※レバノン、ベイルートで大規模爆発がありました。
 2005年のラフィク・ハリリ元首相殺害をめぐる
 裁判の判決を控えているとかでBBCがテロの可能性を報じている模様。
 https://twitter.com/borzou/status/1290675854767513600
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