2020年10月6日火曜日

 あ~円高の犯人、中国の外準だったか(あくまで一因ですが)

中国、日本国債買い急増 外貨準備の運用先シフト
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64623160V01C20A0EE8000/
・期間1年を超す日本の中長期債の買越額は4~7月に約1.4兆円と前年同期の3.6倍に
・2020年度に入り、尻上がりに増え7月は7239億円と3年半ぶりの高水準
・中国は外貨準備で抱える大量のドルの一部を日本国債に振り向けている

なんでもドル建てでみた利回りが米国債より高日本国債のほうが高いのだとか。

また、米中対立下で人民元安を保つために 元売りドル外介入をしてきたことで
ドル資産が増えちゃった模様。330兆の外準の大半がドルだとか。

米国から制裁を受けているのに、資産の大半がドルってのはまずいよね。
本格的戦争となれば最悪凍結される可能性もあるわけで。

それで、ドルからどこに資産を移す?

って考えたときに、ユーロじゃなくて円に来たってことね。
いや、EU復興基金で上昇したと思われたユーロ高って
ひょっとしたら中国の買いだったりして。

これが続くようなら(だってまだ1.4兆円)
円高圧力は長期化するかもしれません。

ただし、円高でも日本株が下落する地合いではなく、
日経平均とドル円のでカップリングが常態化しているので
日本株に弱気になることはないかと思います。
本当に日本が強いといえるのは円高株高の状態でしょう。

それから今日番組できいた話。
日経225オプション 12月限はプットニーズが強い。

10月6日現在、日経225オプション12月限の
2万円のプットが32600枚。
18000円プットが22353枚。
そしてなんと9500円プットが20480枚と2万枚を超えています。

※2万枚を超えると意識されます。

PUT側にニーズがあるということは下落に備える向きが多いということ。
流石に9500円まで下がると思っている向きがあるとは思いませんが、
本河氏は2月のコロナショックの時にはこうした安値のPUTが急騰、
大きな利益となったことが記憶に新しいとして、
2匹目の泥鰌狙い、、、とはいいませんが、
下落に備えるヘッジニーズが大きくなっている~

ラジオNIKKEI 
マーケット・トレンドプラスから

http://market.radionikkei.jp/trendplus/225op.html

下値に備える向きが多い時って、下がらないものよね。
警戒がない時ほどフリーホール的に下がるものです。
今は、下がる方向へのヘッジが効いている。
下がってほしいという向きも多い。
だからあちこちで空売りが積み上がっていますよね。

だからあんまり下がらないんじゃないかなぁ(ポジショントーク)

大統領選挙や追加経済対策、また新型コロナの感染再拡大など
不確実性は高まるばかりですが、だからこそ皆下落に備えちゃって
下がりにくい地合いを醸成しちゃっているのかな、という気がします。

なんかしかも、バイデントレードとか言って
バイデン圧勝で株高という予想まで出てきました。

バイデン氏勝利なら米株式市場に転換期訪れる可能性も-JPモルガン
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-05/QHQ9X1DWRGG501?srnd=cojp-v2

また、民主党のほうが財政支出が大きいとの期待だとか・・・

トランプ大統領が退院しましたので、
トランプ大統領が強い大統領をアピールし人気を集めるシナリオも
残されていますが、どっちが買っても上がるシナリオってこと??

ロンガーとしては皆が警戒を強めている方が嬉しいのですが
米株の巨大なショートが買い戻される過程では株高となるんじゃないかな。

日経CFD ダウCFDロング、
豪ドルドルショート継続です。
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