2020年11月16日月曜日

 ダウショートですが、週末13日金曜は米株がしっかり…💦

先週はファイザーのワクチンの実用化への期待が高まり急伸したのですが
大倉キャプテンによると、その情報が漏れていたために
11月から株価が上がりだしたのではないか、との指摘があるとかないとか。
本当ならインサイダーですが、こういうことはよくありますね・・・。

問題は、この期待でまだまだ株価上昇が続くのかということ。
先週はファイザーニュースで上昇するも利食いも多かったとみえて
1週間ずっとレンジでした。
ただ、週末はクルーズ船とか空運、レジャー関連株が上昇したようで
改めてワクチン期待が銘柄物色につながったようです。

29486ドルダウショートは
11/9の高値(ワクチン高値)を超えたらカットします。

そして日経平均、先週は強すぎるほどでしたが・・・
修正安を狙いたいチャートですね。垂直上げすぎ・・・。

調整のきっかけとなりそうなのが明日の3QGDP

米国も欧州も英国も第3四半期のGDPはすでに出揃っています。
4-6月期の凹みが酷かった分、7-9月期は急反発となっているのですが
日本はどうでしょう。

16日、7~9月のGDP速報値 4四半期ぶりプラスへ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66241380U0A111C2EA4000/

四半期ぶりプラスへ、ってありますが当然です。
どの国も大きくリバウンドしてプラスですが、問題はそのリバウンド幅。

~エコノミスト予想平均は +18.03%

あれ?前期は28.1%マイナスですよ。
相殺してもマイナス10%ですね。

米国は 2Q ▼31.4% → 3Q 33.1% 相殺してプラス転換。
欧州は同様に ▼47.2% → 50.8% 相殺すると3%あまりのプラスに。
英国はちょっと足りないか、▼79.2% → 62% でも62%ですよ。

日本の予想は、+18%程度って、、、、

ということで、3QGDP速報には失望もあるのではないかと思うの。
先週金曜、日経平均CFD 23345円のロングは25396円で手仕舞いました、
日経CFD25150円に逆指値をおいておきます。

**********************

為替市場では、週末に急激に円高が来ました。
ドル円はこの急落です。


特に理由が見当たらないのですが、
米10月生産者物価コア指数が予想以上に低下したほか、
11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下したことを嫌気
という解説が・・・。

10月生産者物価指数(PPI):前月比+0.3%(予想:+0.2%、9月:+0.4%)
10月生産者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、9月:+0.4%)

11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:77.0(予想:82.0、10月:81.8)

どうですかね。。。
だって米株は強かったでしょ。後付だと思います。

このところ皆が「ドル高の要因」として注目している
米長期債利回りも金曜は上昇していました。
金利は関係なかったですね。

通貨インデックス一覧を見るとドル安です。

てことで、再びドル安が来たことによるドル円下落なのか??
リスクオン相場ならドル安となるというのがコンセンサスですが、、、。
本当のリスクオンなら円安も伴うはずですね。

ちょっとこのところのドル円はなんだかよくわからない急騰急落が多い。

私はのんびりキウイロングに徹しようと思います。
キウイ円70.95円ロング継続、
キウイドルは0.6800ドルを割り来んできたら買ってみたい。

*********今週の主な予定*************

16日(月)
日本GDP速報値(第3四半期)
中国鉱工業生産(10月)
中国小売売上高(10月)
米NY連銀製造業景気指数(11月)
クラリダFRB副議長、討論会参加
APEC閣僚会議(オンライン)

17日(火)
米小売売上高(10月)
米輸入物価指数(10月)
ベイリー英中銀総裁、講演
OPECプラス共同閣僚監視委員会(オンライン)
フェイスブック・ツイッターCEO、上院司法委員会で証言
ファウチNIAID所長・ビルゲイツ氏ら、NYタイムズ主催会合参加

18日(水)
英消費者物価指数(10月)
米住宅着工件数(10月)
NY連銀総裁、講演
アトランタ連銀総裁、講演
ダラス連銀総裁、討論会参加
セントルイス連銀総裁、講演

19日(木)
豪雇用統計(10月)
トルコ中銀政策金利
米中古住宅販売件数(10月)
EU首脳会議(オンライン)

20日(金)
日本消費者物価指数(10月)
ダラス連銀総裁、講演
カンザスシティ連銀総裁、講演
G20財務相会議(オンライン)
APEC首脳会議(オンライン)

21日(土)
G20首脳会議(オンライン)


※RCEP合意の報道

RCEP=日本・中国・韓国・ASEAN諸国との
    国境をまたいだサプライチェーンの構築。
    インドがこの枠組にはいらなかった、ということが懸念されています。

RCEP、15カ国が署名 世界貿易3割の大型協定に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66249440V11C20A1I00000/
・日本はインドの参加で中国をけん制しようとしたが、インドが交渉から離脱。
・中国の存在感が増すとみられる

ということで、RCEPに反対だという声も大きいようです。

RCEP署名へ、対中韓貿易に弾み ルールに甘さも
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66248170V11C20A1EA1000/
・中韓両国に輸出する工業品の8~9割で関税が撤廃される見込み

経済的には歓迎されるニュースとなりそうですが、、、・

ASEAN諸国が中国に取り込まれてしまうことを防ぐ意味合いもあるとか?
TPPに米国が戻ってきてくれればいいのですが、
今はまだそれどころじゃないですね💦
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社