日経平均先物25500円台まだ上昇してきました。
冬時間入りでまだNY市場があいていないのですが、ダウ先も猛烈上昇。
このニュースがきっかけです。
ファイザーの新型コロナワクチン、大規模試験で90%の感染防ぐ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-09/QJJ2OVDWRGG901
新型コロナウイルスのワクチンを開発中の米製薬大手ファイザーと
ドイツBioNTechは9日、治験の予備解析の結果、
開発中のワクチンが90%以上の人の感染を防ぐことができると発表。
今月中にも配布開始できるよう申請する模様。
今年末までに5000万人分、2021年が終わるまでには13億人分とか。
週明け9日㈪はバイデン氏の当確報道から勝利宣言が出されたことを好感し、
日経平均は514.61円高の24839.84円と5営業日で1800円超の上昇。
短期的には過熱感が強い用に見えますが、ショートカバー中心の上昇という
指摘もあり、ワクチン報道を好感して新規で物色の流れが生まれれば
ここでピークアウトするとも思えない展開。
ひとつだけ気にになっていたのがNT倍率。
日経平均株価をTOPIXで割ったものですが。
NT倍率40年ぶり高値、ブルーウエーブ観測低下-不透明感裏返し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-05/-40
今日の日経平均の上昇が目立った銘柄群は
ソフトバンク/ファストリ/東京エレクトロン/ファナック/アドバンテスト・・・と
日経平均の構成比率が大きく値動きの寄与度が大きいところですね。
こうした寄与度が高い銘柄が上がれば、
日経平均はスルスルと上昇しちゃうってわけね。
TOPIXは、東証1部上場企業の全銘柄で構成されていますから
日本経済全体の動きをみるならTOPIXのほうがいいですね。
日経平均が値がさ株上昇の影響でドンドコ上昇しているだけだとすると
短期的にはNT倍率の修正、、、といいますか、調整入しそうな気がする~
なんて夕方には思っていたんですが。
ワクチン期待で、今、ナスダック先物とマザーズ先物が下落しており
グロース銘柄からバリュー銘柄へと資金シフトが起きそうな流れです。
日経が調整するというより、TOPIXが猛烈に追いかけて上昇して
NT倍率が修正されていくのではないでしょうか・・・。
マザーズには調整がくるかな。特にwithコロナ関連銘柄。
(今日、ワクチン期待の大きいアンジェスが増資したってこともネガティブ)
ワクチン報道以降 気になる動きとしては「米長期金利の上昇」。
0.9%台に乗せてきました。
リスクオンで 債券売り→株に資金シフト?
すくなくとも大統領選前の
「バイデン勝利なら財政拡張で金利上昇」パターンではありませんね。
ん~でもバイデン新政権では金利上昇がトレンドになるのだろうか?
あまりにも金利が急に上がってくると株式市場には警戒も広がるでしょう。
今夜ナスダック先物が売られている背景には
グロース銘柄が金利高で売られるという思惑もあるのでは・・・?
ということで、金利急上昇には警戒しておく必要が出てきました。
そして為替市場はドル円上昇です。
急反騰ですが、この動きは読めませんね。
米金利上昇ならドル高ですよ、教科書的には。
でも、ドル売りのままです。
短期的には金利は為替には関係ないってことがよくわかります・・・。
通貨インデックス一覧を見ると、猛烈な円売りです。突如として。
リスクオンなのはわかりますが、これまでリスクオンでも
ジリジリ円高だったじゃないの・・・・突然なんでしょうか。
ともあれ、円が急激に売られていることからクロス円のパフォーマンスが良好。
キウイ円を70.95円で飛び乗り新規ロングしました。
円安が続くかどうかはわかりませんが
キウイ高はこの時期からのアノマリーですので、
キウイドル/ドルとキウイ円のロング両方持っておきます^_^
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