なぜ今日7日の日本株市場が弱かったのか、理由がはっきりしませんが、
特にマザーズ指数が嫌なチャート形状ですね。
日経平均も高値圏での包み足(抱き線)。
こういう形はトップアウトを示唆するとされています。
今日の下落は先物主導だったようですが
週末にメジャーSQを控えているため今週は
ロールオーバー中心の売買となると考えられ
今日の売りもその一連のものだと考えるならあまり心配はないのですが
年末が近いということもあり、ここからの楽観は禁物かな。
今日の下落を超える上昇があるとするなら
明日発表の追加経済対策がポジティブサプライズとなることかな。
追加経済対策、8日に決定したい-菅首相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-07/QKY7S7T0G1KX01?srnd=cojp-v2
政府の経済対策、事業規模70兆円超 21年度予備費5兆円
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF079VG0X01C20A2000000
本当に「真水で70兆円」出るなら株はぶち上がります。
財政支出40兆円規模とありますが財政投融資を含め?!
実際どの程度が真水出でてくるのかってところが重要なのです。
たいしたことがない、と失望されるようなら
やはり日本株はいったん調整を強いられると考えます。
戻り売りを狙おうかな・・・。
また、米長期債利回りが先週は0.98%くらいまで上昇していましたが
この金利上昇が株式市場に悪影響とならなければいいですね。。。
そしてECB理事会では、追加緩和策が量的緩和策の延長、といった程度で
強力な内容とならなかった場合は、ユーロ高をもたらすリスクとなりますが
ECB理事会を前に、今日はポンドが乱高下。
今月末がブレグジット期限ですが交渉が大詰めを迎える中
英国政府筋から
「本日の通商交渉で進展がなければ、交渉は終了する可能性」との発言が。
英国は歩み寄る姿勢になく、EUが折れるしかないという状況のようね。
EU側が譲歩しなければ、ノーディールブレグジットでも構わない、というのが
ジョンソン首相のスタンスです。
あっさりEU側が折れるわけもなく、今週のEUサミットまでに決まらないかも。。。
英EU首脳、再協議で打開探る EU交渉官「9日が期限」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB076FP0X01C20A2000000
明日が期限としていますので、明日はもっとポンドが荒れるかも。
ポンドが下がり、ドルが上昇したため、ユーロやオセアニア通貨にも
ドル上昇が波及したのですが、これは一時的な値動きだったのかな・・・
すぐさまユーロも豪ドルもキウイも持ち直していますね。
今週はイベントが多いのでまだ様子見です。
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どういうわけか、金が強いのもなんだか嫌ですね・・・
金利は上昇気味だというのに。
ノーディールブレグジットへの備えでしょうか?