米12月FOMC、発表直後はドル高が進むなど荒れましたが、
一時的な値動きに終わり、再びドル安加速です。
FOMC、経済が「顕著」に改善するまで債券購入を継続へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-16/QLG4TIDWRGGH01?srnd=cojp-v2
■23年いっぱいゼロ金利継続を確認
■3月から開始された量的緩和策、構成と規模は変更なし
・米国債月額800億ドル、
・住宅ローン担保証券(MBS)同400億ドル
■量的緩和、買い入れの期間を
「今後数カ月」→「完全雇用と物価安定の達成が十分に近づくまで続ける」に変更
量的緩和の長期維持を宣言。
購入量は「少なくとも現在のペースを維持する」
資産購入の構成とペースについては変更はなかったものの
現在の量的緩和政策は長期維持されることも確認できました。
ただ、これらはそもそも予想された内容であることに加え
一部に予想されていた「資産購入に関する追加的ガイダンス」はなく、
「購入資産の年限長期化や買い入れペースの拡大」もありませんでした。
これが直後のドル高につながったものとおもわれます。
ただ、FOMC声明にあった
「(FRB)の2大目標に向け「顕著な進展」あるまで債券購入継続」
は力強いメッセージであり、市場を弱気に転じさせるようなことは
なかったということでしょうね。再びドル安が加速し、
株式市場は高値を更新してきています。
今夜はハイテクセクター、ナスダックが一段高です。
中小型株で構成されるラッセル2000も絶好調。
これが年末まで続くのか、、、は疑問ですが、
株価インデックスに関しては
この流れに逆らうポジションは持たないでおきます💦
そして、ドルは絶賛下落中。
ドル円相場は103円台を割り込み102円台へ突入。
リスクオン相場では、円安、という相関は忘れましょう。
ドル独歩安につき、円までが強い。
昨日FOMC後にポジション取るかも~としていましたが
ユーロドルロングとキウイドルロングを作っています。
ユーロドル 1.21984ドルL
キウイドル0.7113ドルL
ポンドドルにもちょっと乗ってみたけどこちらは
ドブレグジット交渉次第でどうなるかわかりませんのでほんの少額です。
そして今日の値動きで注目すべきはビットコイン。
3月コロナショックの安値から5倍くらいになってます。
今年はこれだけ拾ってれば・・・・(タラレバ)
そして今日はゴールドも上がった!
ゴールドとビットコイン、直近の値動きの背景は
池水氏の動画を御覧くださいね。
https://youtu.be/yZXJkK_RmeM
ゴールドからビットコインへと資金がシフトしている兆候があったのですが
今日に限って言えばどちらにも資金がはいっています。
何か売られているところがあるか・・・というと、「米債」か。
米国長期債利回りが低下しているということは
債券が買われているということ。
※米10年債利回り
そして「米ドル」です。
※通貨インデックス一覧 ドルだけが安いですね。
債券買いは、FOMCの成果でしょうか。
金利上昇が株式市場にとってのリスクでしたが、
ここは心配する必要がないという相場ですね・・・
しかしビットコインは、FOMCを受けて買われた、
ということとは違うでしょう。
なにか大きな買いが入っていると思われますが、
これって関係あるのかな、、、というのが
トランプ米大統領、中国企業31社への証券投資を禁じる大統領令に署名
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/11/dabc54e33565109c.html
来年1月11日から、米国人及び米国企業による
「中国共産党支配企業」に対する投資が禁止されます。
トランプ大統領による大統領令署名によるものですが
これがバイデン氏が大統領になっても、
見直しはないと思われます。
中国企業への投資制限、投資家は早期見直し見込まず=MSCI
https://jp.reuters.com/article/usa-china-msci-idJPKBN28Q36R?il=0
MSCIは15日、中国企業7社を一部の指数から除外すると発表。
これは大統領令が発表されてことを受けた対応です。
中国は社債のデフォルトが相次いでいますよね。
これを受けて中国人民銀行は資金供給を行っていますが
これはあくまで元ベースです。
ドル建ての社債の場合、ドルが調達できなければ意味がありませんね。
中国は色々大変ですが、、、
中国の先行き不安からチャイナのアングラマネーが
仮想通貨市場を通じて流出してたりするんじゃないのかな~とか邪推。
人民元で資金供給していますが、適切に流れるとは限りません。
想像にすぎませんが、それだけ異様な上がり方だということです。。。
そしてこんなニュース。
米議会指導部、9000億ドル規模のコロナ経済対策で合意に近づく
https://jp.wsj.com/articles/SB10671388092954773957304587163750474772464
・約9000億ドル(約93兆円)規模の追加経済対策で合意、
週内の法案可決を目指す複数の議員が明らかにした。
巨額の追加緩和で財政支出が想定されるニュースが出るたびに
これまでは米長期金利の上昇圧力が高まったのですが
今回、このニュースでも金利が上がらないということは
FOMCが効いてるってことじゃないかな。
米国はこういうの巧みですよね。
財政と金融をうまく連携させて株も景気も上げていく。。。
金利が上がらないなら、巨額の財政はシンプルにポジティブ材料です。
ただ、こういうネタは事実で売りということにもなる場合があるので
合意されたら、リスク資産が下がる、
なんて可能性もあるので留意しておきたい。
今は、ユーロとキウイのロングです。
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その他、日本株、米株は個別株のロングをいくつか。
プラチナのロングとシルバーロング、
ビットコインもロングしてます。
あれ、、、ほとんどがリスクテイクポジションですね。
全てストップはポジションコストより上においてありますが・・・・
プラチナに関してはこの動画を是非。
WPIC提供のプラチナフォーカス
水素関連の注目ポイントはこちらから
https://youtu.be/co5rObRwu4w
宝飾需要に関してはこちらから。
https://youtu.be/6L0RwggHPl0
今日はひろこのスペシャリストに聞くで
FP深野康彦氏をお迎えしお話を伺いました。
https://youtu.be/RSUNmLjnIcA
コロナ禍、忘れられた老後2000万円問題。
そして、コロナ前には戻れない世界の中で
家計をどのように考えれば良いのかを総点検。
老後を心配する全ての皆様へ
深野氏からの熱いメッセージを是非。
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2020年12月18日金曜日
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