2021年2月24日水曜日

 24日水曜 日経平均は反落。484.33円安の29671.70円。
今日もこれだけ下げたのに日銀砲はなかった模様。

これまで前引けで前日比▼0.5%以上であれば
後場から日銀がETF買いする、というルールが確認されてきましたが

先週から、、、3万円大台乗せから
このルールでの購入がみられません。
・2/18 ▼0.54%
・2/19 ▼0.76%
そして今日、3万円を割り込んだのですが
・2/24 ▼0.89%
それでも買いがなかったようです。

先週は3万円台だから買わなかった、ということでもなさそう。
0.5%以上下落しても買い入れがなかったのは
2016年3月以来5年ぶりのことだそうです。

今日、財務金融委員会で黒田総裁は
「ETFの買い入れはTOPIX連動型を増やすなど、
 個別の株価に影響がないように配慮している」
「現時点ではETFの購入で株式市場の機能低下は生じていない」
「特定の株価水準の実現のために実施ているわけではない」
「メリハリのある柔軟な買い入れを行う」
「株式市場の機能低下は現状 生じていない」

などと発言したようです。
TOPIX連動型を増やす~そうよね、日経平均連動だと
ファストリとか大型株ばかり上昇しちゃって
日経平均が大きくあがちゃうもの。

となると、ここからは大型株じゃなくて
小型株などに物色の対象が広がるかも知れません。



昨晩の米株市場が波乱含みでしたので
今日の日経平均が下落するのは致し方ない、として。

ドル円、クロス円が強いんですよね。
ドル円、クロス円の上昇=円安というのは
リスクオンの時の値動きとして語られてきましたが
株式市場の動きはリスクオフ。

株が落ちるから円高だ、と慌てることはなくなりました。

ということで、今日はキウイ円と豪ドル円のロング参戦。

今日午前のニュージーランド準備銀行(RBNZ)会合では
・金融政策の現状維持:政策金利0.25%
・量的緩和規模1000億NZドル据え置き
が決定されました。

「必要に応じてマイナス金利など追加の金融刺激策を提供する準備」
などハト派的な金融政策が維持されましたが
通貨高への見解に変更がみられなかったことで
発表後はNZドル買い旺盛に。

S&PリサーチがNZの格付けを格上げしたこともあり
今日のイベント経過後はどのみち上がるだろうとみていましたので
キウイ円を77.36円でL参戦。
豪ドル円は83.68円でL参戦。
どちらも日足でみるとかなり高いところにあるので
高値づかみとなる可能性もゼロじゃないですが、、、

ドル円105.14円L
ユーロ円127.49円Lも継続です。
豪ドルドル0.7677ドルLは0.7922ドルで手仕舞いました。
ドル円とクロス円にスイッチです。

クロス円週足チャート

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
大倉たかしキャプテン登場です!!
ドル円相場は大底をつけたのか。
金利が為替を動かしているわけではない、と大倉キャプテン。
では一体何を見ればいいのでしょうか。


<2021年ドル円相場の焦点>
『ドル円相場は大底をつけたのか』
https://youtu.be/FTDswyMuHNo
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