FOMC、注目点がもう一つあるようです。
米銀資本規制、特例終了迫る 撤廃ならリスク資産圧縮へ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70002570W1A310C2EA2000/?fbclid=IwAR0XwykK-rCfn_dnS_kKK800iPau01kJsgDPbqm-3oeLQK2RcFI30PKZfsA
①「補完的レバレッジ比率(SLR)」
=投融資などリスク資産の計上を制限するもの
(リーマンショックで導入された資本規制)
②コロナ禍20年4月からSLR比率が緩和されていた
=リスク資産保有を高める事ができた
③3月末で特例措置が切れる
=延長に民主党一部(ウォーレン議員ら)から反対の声
↓
まさか。。。。延長しますよね?
特例措置打ち切りとなったら大変!!
~銀行は米国債などリスク資産の圧縮を迫られ
米債は2000億ドル規模の売りが発生する可能性も
今回のFOMCの最大の注目点は金融政策の運営やドットプロットよりも、
SLRに関する文言だとの声も。
もし、延長しないとなれば巨額の米債売りを警戒して
金利が急騰しかねません。となれば米株が動揺すると考えられます。
その際には、FRBが民間銀行から放出された米国債を引き受けると
思うのですが、それは一度市場にショックが走ってからでしょう・・・。
それとも、まさか市場にショックを与えないように直接引き受ける?!
今回のFOMCで議論されるテーマなのか?とも思いますが
月末には特例措置期限切れとなりますので、やはりFOMC後には
なにか言及があると考えたほうがいいようですね。
個人的には、市場の動揺を生むようなことはしないと思うのですが。
つまりあまり心配していませんが・・・・。
今年に入ってからの米金利上昇のトリガーはヘッジファンドだったようです。
ヘッジファンドが米国債売りの先駆け-1月に5兆4000億円売却
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-16/QQ1JI7DWLU6901?cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&utm_medium=social&utm_content=japan&utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter
とはいえ、日本や中国は米国債保有を増やしているんですけどね。
海外勢の米国債保有、1月は20年7月以来の大幅増 日本・中国主導
https://jp.reuters.com/article/usa-treasury-securities-idJPKBN2B72VL
つまり、SLR特例措置切れで米銀が米債を売らなくてはならなくなった場合でも
それによって金利が急騰すれば日本勢は喜んで買いに来ると思われます。
となると、ドル買いになるのでは・・・・と思ったり。
FOMCや日銀のイベントで波乱があり、円高となればドル円買おうと思います。
というのも、今日ドル円、手仕舞ってしまいました・・・
昨日の夜はポンド円を手仕舞って、
今朝になって全てのポジションを手仕舞ったのです。
ドル円109.09円L → 109.12円手仕舞い
ポンド円148.58円Lと151.22円 → 151.51円手仕舞い
豪ドル円82.45円L→84.58円手仕舞い
ユーロ円130.08円L→130.21円手仕舞い
ポンド円を手仕舞ったのは、アストラゼネカワクチンニュース。
欧州でつぎつぎと接種の一時停止が発表されています。
アストラゼネカ製ワクチン 欧州で接種一時見合わせ動き広がる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012918461000.html
ポンドが買われてきた背景に、アストラゼネカワクチン外交。
欧州はじめ日本などからのワクチン買い思惑はポンド買いに繋がりました。
また、国民へのワクチン接種が早いことも評価され
英国の経済正常化期待が大きかったこともポンド買いの背景だったかと思います。
これが崩れるとなると、ポンドを買った理由が崩れるわけで
逃げておいたほうがいいかな、、、という判断。
そして、ポンド円が引っ張ってきたクロス円上昇もポンド円が崩れれば
全般に広がるリスクもあるのではないか、と考え、全てのクロス円を手仕舞ったというわけ。
ちょっと神経質になりすぎたかなぁ、、とも思いますが、
今週はFOMCにBOE、日銀とイベントも多いので
イベントで下落したところを拾い直す戦略とします。
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景気の先行指標とされる銅価格。Dr.カッパーとも呼ばれています。
銅取引のプロ、江守哲氏に銅取引の基礎を解説いただきました。
【ひろこのスペシャリストに聞く】
エモリファンドマネジメント 江守哲氏
<炭鉱のカナリア・ドクターカッパー>
『景気先行指標 銅価格に注目』
https://youtu.be/KqTaabSr9UU
是非動画を御覧ください。
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