月末下がって月初は上がる、、、、という日経平均。
今回もそのパターン踏襲。
生保はそれでも株を買う 金利上昇、持続に懐疑的
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD0126S0R00C21A3000000/
・米金利が上がっても株を買い続ける機関投資家の存在
・生保が運用の目安とする利回り(予定利率)は一般に平均2%前後
・米国債などの利回りは少なくとも2%は欲しい
(先週の急騰局面でも1.6%)
・国内株式での運用は減らせない可能性が高い。
上昇といえどもまだ米長期債は1.5%前後。2%はないと、、、、
2%の運用益は確保しないとね、ってことで結果として
株の運用は継続するということのようです。
まだ株を「買わざるを得ない」
では金利上昇には警戒しなくていいの?!ということですが
そもそも先週26日金曜には米長期金利は1.3%台に低下していましたし
25日木曜に急上昇したVIXも低下してきていました。
また、明日のRBA、金融政策会合を控えた豪州中央銀行は
今日国債を通常の倍のボリュームで購入、金利の抑え込みに動きました。
オーストラリア中銀、利回り水準防衛強化-市場はFRBにも注目
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-01/QP9KELT0AFB701
・1日、通常の倍の規模となる40億豪ドル(約3300億円)の
5-7年債を購入すると発表
・2日のRBAでは政策金利と3年物国債利回り目標を0.1%に据え置き
1000億豪ドルの量的緩和(QE)規模を維持すると見込まれている
つまり、市場を揺るがす事態となれば中銀が債券購入を強化して
金利を抑え込める、というわけです。
これは米国も同じことです。
興味深いのは日銀。
0%近傍に固定するYCC継続政策によって金利は抑え込まれていますが
±0.2%というバンドで許容すると黒田総裁。
それが先週0.175%まで上昇してきた、ということで
豪州のようにこの金利を抑え込む行動に出るか、という点に
関心が集まっていますが、0.2%到達までは動かないだろうという記事。
日銀は長期金利上昇を静観との見方、YCC上限めど-債券市場
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-01/QP9NWOT1UM0W01?srnd=cojp-v2
・長期金利は先週末に一時0.175%と5年ぶり水準まで跳ね上がったが静観
日本の金利が上昇してきた、っていっても0.175%です。
米国は1.6%まで上昇したので、桁が違いますね。
この金利差は現在のところドル円の支援材料と指摘されています。
その日銀ですが、今日の株式市場で大いに話題となりました。
日本銀行株がストップ高、金融相場を象徴との見方
https://jp.reuters.com/article/stock-market-forecast-idJPKCN2AT1AL
・バブル期には4年間で株価が40倍になった経緯が
・金融相場を象徴する動きとの見方も
・1つの見方は「好業績の出遅れ銘柄」という点
・ETF運用益の増加から、最終利益にあたる当期剰余金が
9288億円と過去最高水準を記録するなど空前の好決算
・マネーゲーム的な色彩が強いとの見方も
日銀が何故上場しているの??って話でもありますが。
民間企業とは違いますし、、、、。
さて、今夜は米国株市場も大きく上昇しています。
金利の急騰にも慣れていくのでしょうか。
※米株 主要インデックス一覧
為替トレードですが、ユーロが弱い。
ユーロ円127.49円Lは128.50円で一旦手仕舞いました。
※ユーロ円 日足 転換線を割り込んできたことと、
ユーロドルのチャートが弱いのと、、、
※ユーロドル 雲の上に抜けかけて失敗、嫌な上髭が出てからの雲下抜け
ユーロドルはレンジになるものとみていますが、念の為利益を確保しておいて
日足の基準線まで下落してきたら再度、買い直す所存。
その基準線で反発したのが豪ドル円。
※豪ドル円日足
押し目完了かどうかはまだ確信はないですが
82.45円でロング参戦。
キウイ円は基準線まで下げずに転換したので、買いそびれ。
ドル円105.14円ロングは継続しています。
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2/25 ひろこのスペシャリストに聞く!は
大倉たかしキャプテン登場です!!
ドル円相場は大底をつけたのか。
金利が為替を動かしているわけではない、と大倉キャプテン。
では一体何を見ればいいのでしょうか。
『ドル円相場は大底をつけたのか』
https://youtu.be/FTDswyMuHNo
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