ドル円欧州時間に急落。とは言えレンジの中でのお話。
株が弱く、債券が買われる傾向で長期金利が低下しています。
これによるドル安という印象。
トリガーは
米国当局がJ&J製ワクチン接種を一時中断するよう勧告したことか。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN13C1S0T10C21A4000000/
血栓ができるリスク、これはアストラゼネカも指摘されていますね。
米国のワクチンが買われるということはドルが買われるということ。
ワクチンが売れなければドル収入もありません。
ワクチン相場でドル買いだった側面があるとするなら
このニュースはドル売り材料と言えます。
まあ、経済正常化期待の後退で株に利食いが起きて
リスクオフ気味となったために債券が買われて、
金利低下にドルが連動して下げているということなんでしょうけど。
ただ、金利低下でグロース銘柄が強くテスラやGAFAMは買われています。
マイクロソフト、FB、アルファベットなどは史上最高値を再度更新していて
すでにグロース銘柄の調整は終わっていますが。。。
そうそう、今夜は注目していた米国の消費者物価指数CPIが
強めの数字だったのにもかかわらず、金利が反応していません。
3月CPI
前年同月比 +2.6%(予想2.5% 2月+1.7%)
長期金利は1.65%程度まで低下。
クロス円は膠着状態で、あんまり下がってません。
ユーロドル、豪ドルドル、キウイドルといったドルストレート通貨が
下がらないので、クロス円も下がらない。
つまりドル安なんですね。
そして円が若干強含み。
オセアニア、ポンドはレンジ内での動きです。。。
※通貨インデックス一覧
英中央銀行の金融政策委員会(MPC)メンバーでチーフエコノミストの
アンディー・ホールデン氏は、6月MPC委員会後に退任する意向を表明。
ホールデン氏はタカ派として知られていたため、ポンドはこの報道を受けて
軟化するも大きく崩れていません。。。。
ポンドドル1.3757ドルS
(一目均衡表転換線1.3797を明確に超える上昇があればロスカット)
ユーロドル1.1819ドルL
(育てます)
ポンド円S 151.67円
(一目均衡表基準線150.97円を明確に超える上昇で買い戻し)
キウイ円S 77.42円 全て継続です。
(コストまで来たらやめます)
さて、今日のひろこのスペシャリストに聞く!は必見です。
今週末の日米首脳会談で日本が米国からどのような要求を突きつけられるか。
ヒントは先週8日のこのニュース。
米上院外交委が中国対抗法案、人権促進や安保で他国支援
https://jp.reuters.com/article/usa-china-senate-idJPKBN2BV2P0
米上院外交委員会の指導者らは8日、超党派による対中法案を公表しました。
これが「戦略的競争法」
まだマーケットでは全く解説されていません。
つまり、ほとんど織り込まれていません。
が、これ、結構マーケットに大きな影響をもたらすかもしれませんよ。
バイデン政権が始動しましたが、バイデン大統領、やっぱり懸念されていたように
対中姿勢が甘い。親中というのは本当のようですが議会はコレに業を煮やして
超党派で取りまとめた対中制裁を可能にする法案です。
ぜひジョセフ・クラフト氏の解説をお聞きください。
ロールシャッハ・アドバイザリー代表 ジョセフ・クラフト氏
<バイデン政権始動!>
『戦略的競争法で日本は?!』
https://youtu.be/HvqkU-nPw6E
ように感じていましたが、海外勢はこのリスクから積極的投資を
手控えているのかもしれません。
日経、どこかでショート参戦しようかな・・・
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