2021年5月19日水曜日

 これと言って材料もないのに今日は日本株大幅高(゚ロ゚)w

上昇の理由をあえて上げるとすれば
機関投資家による日本株の買いだというのですが、
どうやら公的年金基金マネーが入ったとかなんとか・・・。

東証14時 堅調、海外勢と国内年金の買い観測
https://www.nikkei.com/article/DGXZASS0ISS15_Y1A510C2000000/

このところの日本株下落で日本株の持ち高が縮小したため
リバランス目的の買いが入っているのでは。。。ということですが
マイナスのGDPが発表されたその日に買出動とは
なんとも鮮やかな手口というかなんというか。
狙って買いに入りましたよね、、、ってことです。
ん~この動きは読めなかった。未熟者です。そこまで頭が回らなかったです。

実質GDP、21年1―3月は年率5.1%減 年度下げ幅は戦後最悪
https://jp.reuters.com/article/gdp-idJPKCN2CY2PD

日本の1-3月期GDPはリーマンショックどころか
戦後最悪の落ち込みとなるなか、日本の財政政策は限定的。

対して米国は3回も現金給付を実施しましたが
7月から子育て世帯に対し定額を対象家庭に給付すると発表しています。
これは3月に決められた米国救済計画の1.9兆ドルのパッケージですので
新たに決まったことではありませんが、
具体的に時期と金額が見えてきたということ。

疑似ベーシックインカム、米で静かに始動 毎月給付金
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN17CLK0X10C21A5000000/?n_cid=SNSTW001

労働意欲を低下させるとして、雇用回復に影響が出ているのではないか
とされる米国の財政政策、ちょっとやりすぎのような気もしますが、
ここまでやって、なおFRBはインフレは一時的と見ているのです。

アメリカがここまでしてインフレターゲット2%を恒常的に超えないなら
そりゃ日本がインフレになるわけがない。

日本の財政政策とのコントラストを見れば
海外勢が日本株を物色し難いのは明らかで
(実際GDPマイナスですし、4-6月期もマイナスの可能性)
今日の株価上昇は、本邦公的マネーがせっせと買い支えた、
というのが真相でしょう。しかし、相場は相場、あっぱれです。

日経平均18日火曜、582.01円高 28406.84円

お陰様で私の日経ショートは見事ロスカットされました(T_T)
今日の上昇はちょっと想定外だったので、返す刀で、、、とは参りません。
しばらく株価インデックスは様子見です(T_T)(T_T)
…戻り売りだと思うんですけどねぇ。。。

さて今夜は米国住宅指標が予想に届かず、金利が低下気味。

4月住宅着工件数:156.9万戸(予想:170.4万戸、3月:173.3万戸←173.9万戸)
4月住宅建設許可件数:176万戸(予想:177.0万戸、3月:175.5万戸←175.9万戸)

金利が低下気味なのでナスダック総合やラッセルなどが堅調。
ダウは軟調ですが、米株全般はしっかりの印象です。
そしてドル独歩安進行中。

というわけで為替のポジションが利が伸びてきたので
こちらを育てることとします。

ユーロドル1.2126ドルL
ポンドドル1.4088ドルL
ユーロ円132.63円L
ドルカナダ1.211ドルS

◆今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
作家、経済評論家で著名な渡邉哲也氏初登場です。
https://youtu.be/ar8b4-JwqxY
中国依存を強める日本企業はこの先どうするのでしょうか…。
米中どちらにつくのか?企業の判断が迫られています。

バイデン大統領に対し米議会が強硬に「戦略的競争法」にて
対中政策の強化を迫っていますが、企業も戦略の見直しが必要ですね。

ワクチン接種が進み国交回復の道筋が見えてきましたが
決してコロナ前の世界には戻らない?!

バイデン政権下の対中政策、そして日本の立ち位置を
作家・経済評論家 渡邉哲也氏に伺いました。
https://youtu.be/ar8b4-JwqxY
日本企業はどうすべきなのか?
『第二の開国と米中デカップリング』

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