いや~日替わりで忙しいですね。
ダウ平均はじめ米株インデックスは今夜は軟調。
ダウCFDショートは利が乗ってきました。
ショートしたコストを行ったり来たり・・・
今日のNY時間は金利、ドルが乱高下。
まず、21:15雇用統計の前哨戦とされるADP雇用指数が予想を大きく下回ります。
■ADP雇用者数(7月)+33.0万人(予想+68.3万人 前回69.2万人(前月比)
おっと!!FRBが重要視する労働市場どうした?!
っていうんで、米長期金利が急低下。
1.1270%まで下落します。
これにつれてドル円相場も急落し108.72円まで円高ドル安に。
ところが、その後発表されたISM非製造業景況指数で
今度は金利が急反発。ドル円も1円近く急上昇となりました。
■SM非製造業景気指数(7月)総合 64.1(予想 60.1)
事業活動 67.0(60.4)
新規受注 63.7(62.1)
雇 用 53.8(49.3)
入荷水準 72.0(68.5)
仕入価格 82.3(79.5)
輸出 65.8(50.7)
輸入 51.6(58.2)
こちらは雇用が50を超える回復を見せていて
今夜の雇用指標はどっちやねん、状態。
今週末に7月分の雇用統計を控えて乱高下。
俄然雇用統計の注目度が上がってきました。
というのも、8月2日にウォラーFRB理事がテーパリングについて
こんな突っ込んだ発言を行っていたためです。
FRB、10月までに緩和縮小着手の公算=ウォラー理事
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-waller-idJPKBN2F322E
・向こう2回分の雇用統計で自身の予想通りに雇用がそれぞれ
80万─100万人増加すれば、FRBは10月までにテーパリングに
着手する可能性がある
めっちゃ具体的じゃないですか・・・。
今週末の7月分のNFPが80~100万人を超え、
来月9月に発表される8月分も同程度増加していれば
はやくも9月にテーパリングを始める、というのです。
そんな前のめりな発言しちゃっていいんでしょうか?
マーケットはほとんどこの発言を無視していますが
これだけ具体的な指針を数字で示されれば
どうしたって、雇用統計の数字には注目せざるを得ません。
その雇用統計の前哨戦となるADPとISMの雇用の数字が
真逆の結果となったことで、今夜市場は乱高下した、というわけね。
今週末金曜に発表される雇用統計の数字がどうなるかで
また金利、ドルが大きく動くこととなりそうです。
今夜10年債利回りは7/20につけた 1.1290%とほぼ面合わせで
反発していますが、結果によってはここでW底確認となるか、
ここを下抜けて1%ラインを目指す低下となるかがはっきりしそう。
また今夜の要人発言もまちまち。。
■クラリダFRB副議長 タカ派
・今年後半にも資産購入ペース縮小の発表を行う可能性。
・23年の利上げ開始は新たな枠組みと整合。
■ブラード・セントルイス連銀総裁 タカ派・・・・?
・インフレは一部の予想よりも継続する見込み
・2022年第1四半期末までには債券購入のテーパリングを終えるべき
■ボウマンFRB理事 ハト派
・雇用改善にもかかわらず、以前の状態よりも遥かに低い。
・人々が労働市場に再参加するのには時間がかかる場合がある。
今日は午後にポジションを組み替えています。
ポンドが強含んできたので利食えるうちに、と手仕舞いました。
明日はBOEの金融政策会合がありますので思惑で動くでしょうし。。。
ドル円110.08円S継続
豪ドル円80.90円S ⇒ コストで消滅
ポンド円152.44円S ⇒ 151.92円 買い戻し
キウイ円76.94円L 新規
キウイが強いんです。
今日雇用統計が発表されたのですが
■NZ雇用統計(第2四半期)失業率 結果 4.0%(予想4.4% 前回4.7%
8月利上げの可能性がより濃厚になってきましたね。
NZドル急伸、8月利上げ観測強まる
https://jp.reuters.com/article/nz-dollar-idJPKBN2F503Y
2年債利回り、NZがぶっちぎりで上昇しています。
欧州3カ国の金利は低下していますね。
ユーロが弱いわけです。
そもそも7月会合でフォワードガイダンスを変更し
持続的2%インフレ確認まで利上げしないことをコミットしていますので
米国よりかなり利上げが遅いと見込まれます。
キウイロングのユーロショートがもっとも効率がよさそうです。
明日以降ユーロショートも狙ってみます。
株価インデックス
日経CFD 27810円S
ダウCFD 34949ドルS
どちらも継続です。
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今週のひろこのウィークリーゴールドは
ゴルゴ13 201巻
プラチナコインで財政出動のエピソードを取り上げました。
まさに今直面している債務上限問題を楽しく学べます!
しかし、なぜ金じゃなくプラチナ?!
そしてこの話、実はオバマ政権下で実際に議論されました。
債務上限問題とGOLD
そしてECBの新戦略とは?
https://youtu.be/eREaSPUZaVw
上期 金需給もバッチリ解説!
解説:マーケットエッジ 小菅努氏
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