少しマーケットの風向きが変わったような気が…
日経平均 +149.34円 27678.21円 続落は8営業日でストップ
※TOPIX 200SMAがサポートして反発してくれるか…?
日経平均が下げ止まったから、ということだけではなくて。
今夜は米国株も堅調。すごい勢いで反発中。
民主党のシューマー上院院内総務が
債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにし、
本日中に上院での採決を望むと言及しています。
米国デフォルトへの懸念が和らいだ、などと解説されています。
※ダウ 200SMAを抜けられるか…?
明日から国慶節が明けて中国市場がオープンします。
中国リスクの受け皿として日本株を売り込むというような代替の動きが
なくなるという見方もあるようですね。
それで今日はやっとこさ日本株を買い戻したんじゃないかと。
それにしても海外勢売りに売りまくってくれました。
海外投資家の約1.8兆の売り越しは2020年2月第4週以来とのこと。
コロナショックの時と同じレベルの売り浴びせでした。
さるたろ@super_sarutaro さんツイートから
https://twitter.com/super_sarutaro/status/1445993812635971587
赤部分が先物。青が現物。
先物の売りが積み上がっていますが買い戻すことを期待したい・・・。
エネルギー高騰からの景気後退懸念ですが、
天然ガス市況は昨日のプーチン大統領発言から急落していますが
原油価格は崩れていません、現在もWTI原油価格は78ドル台で
80ドル大台を視野にした値動きに見えます。
つまりエネルギー高騰のインフレリスクは後退していません。
さらに今夜も米金利上昇圧力は強く、再び1.56%台まで反発しているのですが
株はこれに動じることがないだけでなく、このドル金利上昇でも
為替市場ではドル高にならず、資源関連通貨が強い状況になっています。
ドルは今日むしろ金利高でも弱い。
これって、リスク選好相場に戻ったってこと?!
※米長期債利回り
ところが、通貨インデックスを見ると、、、ドル高になっていません。
明日の雇用統計を前にまだ確信は持てませんが
リスク回避的な動きが終わったような気がしてきた・・・。
JPモルガンのアナリストKolanovic氏は
130ドル以上の原油や2.5%の利回りにも経済は対応可能だとの見解を示しています。
Buy the Dip', JP Morgan's Kolanovic Says; Markets Can Handle $130+ Oil, 2.5% Yields
https://www.streetinsider.com/Analyst+Comments/Buy+the+Dip%2C+JP+Morgans+Kolanovic+Says%3B+Markets+Can+Handle+%24130%2B+Oil%2C+2.5%25+Yields/19032139.html
・原油価格が130ドル、あるいは150ドルになっても、
株式市場や経済はうまく機能する
・原油の平均価格が100ドルを超えていた2010年から15年にかけて、
経済と消費者は「ちょうどよく」機能していたと強調
・市場は金利上昇を吸収できると考えており、
長期債利回りが2.5~3.0%以上に上昇しない限り市場全体の反落は起こらない
ご参考までに、ということですが
確かに2018年10月頃、米長期金利は3%台にありましたね。
1.5%台の金利上昇に怯える市場ではないとは思いますが
足元では明日、中国市場が長い休暇から明けて
オープンしますので動向には注意を払っておきましょう。
それから短期金利(2年債)利回りみてると英国の金利上昇の勢いが凄い。
エネルギー不足で電気代が高騰しているなどのニュースが聞こえてきますが
インフレ圧力が強いんじゃないかと考えています。
※2年債利回り
ポンド円も買ってしまいました。151.60円L
これで
カナダ円 88.20円L
豪ドル円 80.74円L
ドルカナダ1.2626ドルS
日経平均CFD27410円L になりました。
今週のひろこのウィークリーGOLDはインフレにフォーカス。
果たしてFRBが言うインフレは一時的って、ほんと?
止まらぬエネルギー価格上昇の背景とインフレ、そしてGOLD。
い金属スペシャリススト池水雄一氏に解説頂いています。
<エネルギーの観点とゴールド>
『インフレは過渡的(transitory)なのか?』
https://youtu.be/-oZYTtsszsM
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