今日はサンクスギビングで米国市場は休場。
為替市場ではトルコのエルドアン大統領が金融政策に
利下げを迫る介入を続けていることから
トルコリラが暴落していますが、メキシコも怪しくなってきた。
メキシコ大統領、次期中銀総裁に初の女性指名 突然の変更でペソ急落
https://jp.reuters.com/article/mexico-centralbank-idJPKBN2IA026
ロペスオブラドール大統領が、次期中央銀行総裁人事でエレラ前財務・公債相に対する指名撤回に伴い、財務副大臣のビクトリア・ロドリゲス氏を総裁に起用
~多くの政府当局者にとっても寝耳に水
~中銀の独立性を十分に保てないのでは
メキシコペソ/ドル
日本も任期が23年までの黒田総裁の次の総裁の人事や
22年7月で日銀審議員任期を終えるリフレ派の片岡氏、鈴木氏の
後任人事によっては(タカ派的人物が指名されれば)
強烈な円高となるリスクがあったりします。
ただこれは正当な人事を持ってしても起こりうるリスクです。
トルコやメキシコの場合、大統領による強権によって起きている
通貨下落です・・・。米国が金融政策の転換に踏み切ろうという時期に
自国通貨を下落させてどうする(-_-)
だから多くの新興国は米国より先に先にと利上げに踏み切っています。
ロシア、ブラジル、ポーランド、ハンガリー、NZ、、、
そうしないとドル高自国通貨安となり
インフレに苦しむこととなるからです。
こうして新興国の通貨が下がればますますドル高に拍車が・・・。
(日本の日銀人事のリスクは円高のリスクですが)
というわけで、12月欧米企業決算期に入りドル需要も高まるでしょうから
ドル高はまだ続きそう。
今日はNZドルショートも追加しちゃった。
リスクとりすぎかな💦
だって今週政策金利の利上げを決定してるのに
下げ止まらないんですもの。相当に売り圧力が強いとみた。
コスト0.6850ドルS
NZドル/ドル
NOTE
ドイツの新型コロナ感染者数が過去最大を更新し続けており
昨日あたりはドイツがロックダウンに踏み切るのでは?という
憶測がユーロの一段安をもたらしていましたが、
そのドイツでは、12月、
在任16年を経て首相を退任するメルケル氏に代わって、
SPDのオラフ・ショルツ新政権が誕生します。
ドイツ3党が連立で合意、ショルツ新政権が12月発足へ メルケル政権に幕https://www.bbc.com/japanese/59411875
ショルツ氏の手腕に注目が集まっていますが、早速この記事。
ドイツ猛烈な感染拡大の裏側、ショルツ氏がメルケル氏の警告無視
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-24/R3132GT1UM1301
・メルケル氏はコロナ対策会議を提案、ショルツ氏は州幹部に無視指示
・ショルツ氏は水面下で、自身が所属する社会民主党(SPD)の州幹部らに対し、新たなコロナ対策を話し合う会議を求めるメルケル氏の呼び掛けに応じないよう指示
大丈夫かいな。
ユーロ売り継続中。
ユーロドル1.1266ドルS
ポンドドル1.3379ドルS
ドル円114.63円L
キウイドル0.6850ドルS
もうリスクは増やせません~
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