2021年12月2日木曜日

 ちょっとちょっとどういうこと~
12/1(水)日本株反発してるじゃない。
30日がMSCIリバランスなど特殊要因があったとはいえ
パウエルショックは日本株市場には及ばないのか💦

昨日はパウエルFRB議長の豹変に驚いたんだけど
モルガン・スタンレーなどはパウエルがタカ派に転じたとは思わない、
目新しい内容ではなかった、としているようですから
リスク回避に動かない向きもあるんですね。
インフレは一時的であるという文言を取り下げる、
テーパリングを加速させると明言したのですが、、、

市場ではテーパリングの加速の議論のことを
「ターボ・テーパリング」と呼び始めたようです。

ターボ・テーパリングはあっても利上げが早まるかどうかは
まだ先の話。来年は中間選挙の年でもあり、利上げしたことで
景気に水を指したと票に響くリスクがあるのでバイデン政権は
利上げまで急がせようとは考えてはいないのではないか。

今日の晩組で安田佐和子氏がそんなお話をされていました。
2016年の利上げの年にはトランプ勝利で政権交代が、
2018年の利上げのとしには中間選挙で民主党が下院奪取。
これが利上げのせいだとは言わないまでも、マーケットの刺激と
なるようなことはなるべくしないでおきたいのが本音でしょう。
とはいえ、インフレは抑制したい・・・・
まずはターボ・テーパリングでインフレを潰そう、、、←今ココ

今夜、米株はすでに反発しています・・・。

バイデン米大統領が29日、オミクロンの感染拡大を巡り
「現時点でロックダウンは考えていない」として
米経済の回復に水を差す行動規制の導入を避ける意向を示したことで
オミクロンショックも抑え込めたように見えます(まだわからないですけど)

オミクロン株は感染力が強いことはわかっていますが
死者数の増加が顕著にみられないことや
その症状などがほとんど報じられないことから
新たな手かがりに欠く状況の中、
市場は一旦冷静さをとりもどしたかのよう。

ただし、米国の長期金利は低下圧力が強いまま。
これは債券市場ではリスク警戒が続いているということでは?
(短期ゾーンは上昇基調ですが)

そして日本。
外国からの新規入国禁止をいち早く発表。
日本到着便の新規予約停止を航空会社に要請するなど
対応が早いことを称賛する向きもありますが
マーケット的には、ヤリ過ぎとの見方も。
日本経済が停滞するとの悲観も株価に影響しているようです。
米国バイデン政権の対応が正しいのか、日本が正しいのかは
現時点ではわかりませんが、マーケット的には鎖国的措置がネガティブと
捉えられてしまっている、ということのようですね。

というわけで、昨日の日経平均CFDショートは継続しています💦
11/30の高値28700円を超えたら損切りします。

リスクテイクできる地合いではないと考えているので
ポジションはすべて継続しています。

今夜も米長期金利は低下傾向。

ドル円114.70円S
キウイドル0.6850ドルS 
キウイ円78.40円S
ポンド円152.75円S

今夜の米指標 今週は雇用統計だ!

11月ISM製造業景況指数  61.1(予想 61.2 前回 60.8)
11月PMI改定値 58.3 (予想 59.1)
11月ADP雇用統計 53.4万人(予想 52.5万人)

追記 米ニューヨーク連銀総裁「FRBはテーパリングの加速に取り組むだろう」
          これで米株下がってきたようです。

今週のウィークr-ゴールドはプラチナにフォーカス。
WPICの第3四半期のプラチナ需給が出ました。

池水雄一氏に解説いただいています。

<WPICプラチナ2021年3Qレポートより>
『プラチナ需給と展望』
https://youtu.be/9lXRbjuzqew

◆半導体不足とプラチナ需要
◆リースレートと取引所在庫
◆パラジウムの代替需要

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