2021年12月1日水曜日

 オミクロン株を材料に日本株市場は右往左往。
そして今夜の米市場ではパウエルショックが株価を下落させています。

日本市場は、今日11/30がMSCIリバランス日で
需給による株価変動にも注意が必要な日でしたが
大和証券の試算では、30日の終値を基準に
日本の株式市場から約2200億円の資金が流出するとか・・・。
リバランスは大引けに行われるということで
今日の東証1部売買代金 5兆4893億円にも上りました。
(今年2番目の大商い)
日本株市場は14:00すぎから下落に拍車がかかりました。

しかし東証大引け後の先物市場でも日経平均は下落が続き
27500円を割り込むまでに売り込まれました。その背景には

・モデルナCEO オミクロン株には既存ワクチンの効果が弱い可能性
・ナミビアから入国の男性、オミクロン株感染、日本初確認

これらのニュースが弱気を加速させたものと考えられます。

そして米市場。

パウエル議長の上院議会が注目されていましたが

証言質疑応答で
「インフレが一時的」との表現を撤回する良い時期が来た」
「数カ月早いテーパリングの終了を検討することが可能」
「インフレ高進が定着しないように手段を講じる」

とハト派のパウエル議長が
インフレを抑制するスタンスに転換していることが明らかに。
一時的との表現を撤回する良い時期が来たって~
一時的だと言い続けてきたのが間違いだったってことでしょ。

オミクロン株出現で12月FOMCがそれほどタカ派的にはならないのではないか、
という思惑も出ていましたがとんでもない。
オミクロン騒動のさなかに、タカ派シフトしたのですよ、議長が。
こりゃびっくり~(+_+)

これを受けて株全面安です。

金利は短期ゾーンが反発、長期ゾーンが低下。
イールドフラットニング。

そして通貨インデックス一覧を眺めると神経質な値動きですがドル高円高ですね。
       
原油もダメ。


28509円L日経平均CFDはコストにおいたストップヒットで消滅しましたが
27816円でショート参戦。

ドル高が加速する可能性が出てきたので
ドル円114.70円S ⇒ 113.25円で手仕舞い

下記ポジションは継続。
 
キウイドル0.6850ドルS 
キウイ円78.40円S
ポンド円152.75円S

米国がインフレ退治に乗り出します。
株価も相応の調整覚悟したほうがいいかも。
パウエルの豹変は、再指名が遅れたところにヒントがありそうね。
インフレで支持率が低下しているバイデン大統領と
インフレ抑制に動くことを条件に再任されたんじゃないの・・・?

オミクロン株で市場が脆弱性を増してきているところに。。。(-_-)

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今週のひろこのスペシャリスに聞く!は 
植物油高騰と原油市場の関係について。

今年だけで日本の食用油って4回も値上げされているって知ってました?
そして植物油と原油市場には切っても来れない関係が・・・
値動きがよくにているんですがどちらが先行しているかご存知?!

原油トレーダー必見です。
植物油市場とは?
何故今上がっているのか。ここのもSGDsの影響が・・・

マーケット・エッジ代表 小菅努氏に解説いただいています。
https://youtu.be/UURS5YKGm78


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