1・ロンドン勢不在の中欧州時間からドル円急上昇
2・政府、10万キロリットルの国家備蓄原油を売却へ
3・トルコの銀行が金利引き上げ、預金争奪戦で
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1・ロンドン勢がボクシング・デーの振替休日で明日28日まで休んでいるはず、、、
なのになぜか17:00くらいからドル円が急伸。買い手は誰なんだろう・・・。
米金利が上昇してきたってことでもなくて、通貨インデックスを確認すると
どうも「円安」なんですよね。ドル高ではなくて。
つまりクロス円もつれて上昇しています。
※通貨インデックス一覧 円安が鮮明に。。。
※ドル円、クロス円 ボリンジャーバンド拡大?バンドウォークするの??
材料が特に見当たらない中、そしてマーケットが薄い中のことですので
この動きが本物かどうかちょっと見極めが難しいのですが
日経平均CFDを確認するとこちらも夕刻から上昇しており
現物引け値、28676.46(▼106.13)より300円近く上昇しているので
掉尾の一振に向けたラリーを仕掛けたい向きがあるのかもしれません。知らんけど。
※日経平均CFD5分足
2・政府、10万キロリットルの国家備蓄原油を売却へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-27/R4EECZDWLU6H01
・約10万キロリットル(約63万バレル)の国家備蓄原油を売却
・先月発表された米国などとの協調による備蓄放出の一環
・売却量は日本が10月末時点で保有する国家備蓄の約0.2%に相当
バイデン政権からの要請に応える形ですが、備蓄放出が原油価格を抑制する効果は薄く
(だって、また国家備蓄はまたどこかで買わなければなりませんもの)
日本が寒波で厳冬となりそう、ということでエネルギー需要が増えるかも、といったように
北半球のこの冬の気温次第では、原油市場の指標となる米原油在庫量が減っていくわけで
そっちのほうが余程原油市況への影響は大きいです。
原油在庫推移は昨日のブログにチャートを貼り付けてありますが減少傾向。
減少がトレンド化すれば原油はまた上がっていきます・・・。
3・トルコの銀行が金利引き上げ、預金争奪戦で
https://jp.reuters.com/article/turkey-economy-banks-idJPKBN2J60B0
・エルドアン大統領は20日、リラ建て預金の為替差損を補填する預金保護策を発表
・市中の銀行はリラ預金獲得のために金利引き上げに動く
⇒中小企業向けの融資金利は30%以上に
⇒企業の借り入れコスト上昇で景気悪化が深刻化
・年末が近づいており、銀行はバランスシートを良く見せかける必要
トルコ政府がリラのドルペッグ政策とも言える政策を取る、と発表したことで
ひとまずリラ下落は止まっていますが、もう当局の政策金利とか全く関係なく
市中の銀行が金利を上げちゃってるってことです。
企業が借り入れできずに破綻するリスクが出てくるわけで
景気の著しい悪化が懸念されます。。。
結果的に不景気でインフレが落着くのだろうか?
その前にかなりの経済損失を覚悟しなくればなりません。
年末年始、日本の個人投資家のリラロングが狙われるリスクもあります。
リラにはまだまだ触るべからず、です。
ポジションですが
ユーロドル 1.1296ドルロング
豪ドルドル0.7157ドルロング コストにストップおいて継続。
先週末に降りちゃったクロス円、再参戦。
ユーロ円129.76円
ポンド円153.75円ロングです。軽めにね・・・
NOTE
世界経済、2022年に100兆ドル突破へ-英シンクタンクが予測
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-26/R4Q3EDT0AFB401?srnd=cojp-v2
・中国が世界最大の経済大国になるのは2030年
・日本経済は2033年にドイツに追い抜かれる
・インドの経済規模は2022年にフランスを、23年には英国を抜き
2031年には世界3位の経済大国になる
住友商事グローバルリサーチの本間隆行氏。
【低金利とインフレ】コモディティ、一足先にリスクオフ?
https://youtu.be/IXZTq4MFQHU
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