1・パウエル議長再任証言、サプライズなしで株買い戻し優勢
2・独ビオンテック、22年コロナワクチン売上高は最大170億ユーロに
3・ドイツ連銀のナーゲル新総裁、初スピーチでタカ派発言
4・東証再編、プライム選択1841社
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1・パウエル米FRB議長の議会証言要旨
https://jp.reuters.com/article/fed-powell-idJPKBN2JL1MV
今夜のFRBのパウエル議長の上院銀行委での再任証言が
注目されていたようですが、
警戒されたほどタカ派色が強まらなかった?として米国株が反発中。
しかし米国株は強いですね。
昨日10日のNY市場で窓開け急落スタートし崩れていきそうな気配だったのが
クローズに向けて大きく買い戻されて窓埋め。
そして今夜11日はパウエル証言をこなし上昇基調を続けています。
金利上昇は一服しているようですが
今夜はGOLDや原油が高く、コモディティ市場では
「インフレ到来」が意識されているように感じます。
米COMEXGOLD先物日足
21年8月にはボトムをつけているのかもしれない・・・。
これだけ金利上昇が騒がれているのに金が下げていません。
むしろ下値を切り上げています。
インフレヘッジとしての金の価値が評価されている?
そして今夜は原油も高い。
おっとバイデンさん、ガソリン価格また上がってきましたよ~
FRBがこれだけタカ派色を強めているというのに。
※ガソリン先物日足
気がつくと木材価格も随分上がってきた。
ウッドショック再び…?
ともかく、このインフレ潰さないと中間選挙勝てませんね。
というわけで、今夜の再任証言こそ波乱はありませんでしたが
3月利上げ、程なくしてバランスシート縮小はほぼ既定路線となっています。
2・独ビオンテック、22年コロナワクチン売上高は最大170億ユーロに
https://jp.reuters.com/article/biontech-vaccine-sales-idJPKBN2JL1RD?il=0
ワクチン購入は純粋に買い切り玉なのでユーロ買い要因ですね。
この規模が為替にどの程度影響があるかは測りかねますが。
そしてドイツ連銀の新総裁の初スピーチはタカ派色が強かった。
3・ドイツ連銀のナーゲル新総裁、インフレリスクに警鐘-初スピーチ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-11/R5JL37T1UM0W01?srnd=cojp-v2
・インフレ率が想定以上に長期にわたり高止まりするリスクが大きくなっている
・金融政策による警戒が必要
・物価安定のために必要であれば、ECB政策委員会は行動すべきだ
ドイツのインフレ率も高いですものね。
戦後ハイパーインフレを経験している国ですしインフレへの恐怖心は強い。
ECBラガルド総裁はハト派色を緩めていませんが
米国のように突然豹変する時がくるかも、というのが22年の予想として
スタンダートとなりつつあります。
米金利上昇があれだけ騒がれているというのに
ユーロドルではドル高ユーロ安になっていないんです。
ほぼ動いていない。ユーロが意外と強いという見方もできますね。
4・1841社がプライム選択、新市場移行へ東証公表-1部銘柄84%相当
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-10/R5838XT0AFB501
随分プライムに残るのね。
エッジが立つ市場になるかと期待していましたが、あまり変わらない気が。
東証は「グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けの市場」
とプライム市場を定義していますが
時価総額100億円以上という基準は小さすぎないか。
この再編をきっかけにグローバルマネーが日本に流入するという姿は
見えてきませんね・・・
むしろ今、機関マネーは新興銘柄などを外す動きを加速させているようです。
その下落に個人が信用買いで向かっているようなので、マザーズ市場などは
思わぬ安値を次元しないことには終わらなそうです。。。
12月のIPOが30社を超えていたことで需給の悪化が指摘されていましたが
年明けからのマーケットで立ち直ることもなく(T_T)
米金利、世界の金利上昇の時代に突入する中、
企業にはインフレ率、金利上昇を上回る成長力が求められるわけで
そういう企業を選ぶ眼が求められます。
日米ともにインデックス買ってれば勝てる時代は終わっていると思っています・・・。
ポジションですが想定したような値動きじゃないので、すべて仕切り直し。
ドル円115.609円S⇒コストでカット
キウイドル0.6785ドルS⇒0.6768ドル手仕舞い
キウイ78.32円S⇒78.07円手仕舞い。
ポンドロングにスイッチしています。、
ポンド円157.04円
ポンドドル1.3613ドル
英国は12月に利上げに踏み切っていますが
英国のインフレも深刻。
継続利上げの可能性もありそうなのと、単純二ポンド上昇がトレンド化しているため。
※通貨インデックス一覧
ポンド、カナダ、豪ドルのロングがいいんじゃないの?と・・・・。
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