株の戻り局面入ではないか、という見通しは間違っていないように思いますが
金利が再び上昇を始めたのはやや驚き。
1・米景気指標良好、再び金利上昇へ?
2・ECB7月利上げ観測再びでユーロ上昇
3・英雇用統計受けてポンド高
~これまでのドル高修正へ
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1・米景気指標
◆鉱工業生産指数(4月) 1.1% (予想 0.5% 前回 0.9%
設備稼働率 79.0%(予想 78.6% 前回 78.3%)
◆小売売上高(4月)前月比 0.9% (予想 1.1% 前回 1.4%(0.5%から修正)
コア・前月比 0.6% (予想 0.4% 前回 2.1%(1.1%から修正)
指標がいいから株上昇、という単純なものでもありませんが
戻り局面入りしているマーケットにはプラス材料に。
債券から株への資金が再び動いているのか?
米金利は上昇していますが、ドル買いにはなっておらず。
ドル安で株高、これは教科書的にはリスクテイクですね。
※米国債利回り一覧
「ECBは7月に25bpの利上げを実施すべきだが、
大幅利上げの可能性も現時点で排除すべきではない」
「論理的な次のステップは50bpとなるだろう」
ECBの7月利上げ観測は新味はありませんが
為替市場ではこれまでのドル高の修正が入っているようで
ユーロが大きく反発しています。
3・英国3月までの3ヵ月間の平均失業率3.7%と47年ぶりの低水準に低下
英ILO失業率(3月) 3.7% (予想 3.8% 前回 3.8)%
週平均賃金 4.2%(予想 4.1% 前回 4.1%(4.0%から修正)(前年比)
英国の雇用統計の数字は。追加利上げを正当化する内容。
だからポンド高、ということではないと思うのですが、
全般、これまでのドル高の修正が入っているためにポンドも大きく反発。
クロス円もこれまでの急落から大きく戻りを入れていますがドル円は小動き。
ドル安基調なのでドル円相場、あまり上がっていません。
※通貨インデックス一覧
人民元も反発していますね。
ドル人民元
ドル円ショート継続しています。
今日ほ「ひろこのスペシャリストに聞く!」で
ソニーファイナンシャルグループ 金融市場調査部 石川久美子氏に
ドル円相場のここからの展望と欧州通貨、オセアニア通貨について
解説いただきました。
なぜ金利が高いNZドルが買われないのか?
是非石川さんの解説をお聞きください。
【ひろこのスペシャリストに聞く!】
<金利高でも買われない通貨も>
『金利上昇時代のFX投資戦略』
https://youtu.be/2NJ4odtnJAY
◎ドル円相場の見通し
◎【ユーロ】スタグフレーション懸念も台頭
◎【豪州】家計に配慮しながらの利上げへ 他
NOTE
◆グーグル投資やめたドラッケンミラー氏-ウォルトン家は日本株買い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-17/RC025LT1UM0W01?srnd=cojp-v2
・スタンレー・ドラッケンミラー氏率いるデュケーヌ・ファミリーオフィス
➡グーグルの親会社アルファベット、オンライン中古車販売のカーバナ、
エアビーアンドビー、スターバックスのすべてを売却
~カナダの資源会社テック・リソーシズと米コテラ・エナジー、シェブロン購入
・ソロス・ファンド・マネジメント
➡1-3月に米国株のポジションを20億ドル近く減らし52億ドルに
・ウォルトン・インベストメント・チーム
➡ETFを通じ日本株に投資
◆投資家の現金比率が01年来の高さ、スタグフレーション懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-17/RC0YB5T0G1L101?srnd=cojp-v2
・現金水準、2001年の米同時多発テロ以来の高さ-5月の投資家調査
これは後々の株上昇の起爆剤でもありますね・・・・。
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