7月FOMCはコンセンサス通り75bpsの利上げ、全会一致です。
1%利上げを主張した委員はいませんでした。
これでFFレートは「2.25 %~2.50%」になりました。
FOMC声明
「インフレリスクに高い注意を払う」
「インフレ率を2%に押し下げることにコミット」
「支出と生産は軟化したが雇用は力強く伸びている」
「FEDは金利の継続的な上昇を予想」
予想通りの結果でノーサプライズ、反応は小さいですね。
現在のところマーケットに大きな動きはありません。
長期債利回りは2.77%で上がる風でもなくむしろ低下基調。
株は金利が抑制的であるためか堅調です。
主要株価インデックスは軒並み高。
このところ半導体銘柄の買い戻しも話題ですが
SOX指数は3%近い上昇中。ナスダック総合も同様に強いですね。
この後パウエル議長の会見が3:30~
これを全部見ていると明日に響くので、今夜はここまで。。。
ユーロショートポジションは継続しています。
NOTE
■米IT企業の好決算続くか、アルファベットなど2桁増収で期待高まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-27/RFO05DT0AFB401
アルファベット、イクロソフト、半導体大手テキサス・インスツルメンツ
そろって4ー6月期の2桁増収を発表、先行きも楽観的
とありますが、そんなにいい決算だったんでしょうか。。。
Microsoftは 予想EPS$2.29に対し$2.23
売上高予想523.6億ドルに対し518.7億ドル、と予想に達していません。
Alphabet(Google)も同様です。
株価は買い戻されて上昇に転じるなどマーケットの反応は楽観的。
すっかり売り飽きてしまったようで、買い材料を探して買いたい投資家が多い印象ですが
こうして、再び株にし金が戻り景気が冷えないようなら
インフレもなかなか低下しないんじゃないかと思うんですが。
FRBは0.75%ではなく1%くらい利上げすべきだったのでは、とも思います。
■米の財貿易赤字、6月は5.6%減の982億ドル 輸出が急増
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-tradefigures-idJPL4N2Z83I2
22年第2・四半期に経済が再び縮小するとの懸念が和らぐ可能性。
赤字の縮小はドル高要因ですね。
しかし米経済が思いの外強い、というなら
インフレもなかなか落ちないということですが、、、。
■欧州ガス価格 オランダTTF ガス価格上昇止まりません~
Seahawk代表 成田博之氏にGOLD市場のポジション需給を解説いただきました。
<ファンド筋のポジション変化に注目>
『ゴールドはインフレ預言者?』
https://youtu.be/qgBwjAbP52k
◎COTレポート分析
◎ TIPとNY金先物の急落
◎ NY金先物とユーロのスプレッド
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