2022年10月20日木曜日

 ドル円相場、150円大台達成カウントダウン。

しかしながらクロス円は上値が重くなっています。
要するに円安というよりドル高の圧力が大きいということね。

1・米国金利上昇止まらず…14年ぶり水準へ
2・英国CPI更に上昇:英内相が辞任表明
3・人民元、対ドルで過去最安値更新
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1・米国金利上昇止まらず…14年ぶり水準へ


米国債利回り一覧
金利上昇、止まりませんね…。
13日発表された米9月のCPI、コアCPIの上昇でインフレ加速が
確認されてから金利先物市場ではターミナルレート(政策金利の最終到達点)が
23年に5%に近づくとの観測が高まっています。

フェドウォッチを確認すると
23年3月FOMC時点でのFFレート予想5.0~5.25%が40.2%にもなっています。
というわけでやっぱりドル独歩高の相場に(;´д`)トホホ…

※通貨インデックス一覧


2・英国CPI更に上昇:英内相が辞任表明

英・9月 消費者物価指数:前月比+ 0.5% (予想:+0.4% 前回:+0.5%
           :前年比+ 10.1%(予想;+10.0% 前回:+9.9%
           

         コア:前年比+ 6.5% (予想:+6.4% 前回:+6.3%
         

英国もインフレ加速中。
そんな中で新政権運営は停滞。

英内相が辞任、暗にトラス首相批判 後任にシャップス元運輸相
https://jp.reuters.com/article/britain-politics-wragg-idJPKBN2RE1EP?il=0

それから、英国保守党員の過半数がトラス首相の辞任を願っており
後任にボリス・ジョンソン元首相が最適な人物としてトップに挙げている…
ってどんな冗談でしょうか?
https://news.sky.com/story/majority-of-tory-party-members-want-truss-to-resign-now-and-want-boris-johnson-to-replace-her-12723609

英国の徹底した民主主義って素晴らしいと思う反面、
民主主義って労力と時間とを膨大に浪費するシステムよね。
そもそも英国は国民投票でブレグジットを決めたんだった・・・・。
インフレや景気悪化はそこに根っこがありそうですが、
ここから英国経済、どうやって立て直すんでしょうか。

という不安がポンド売りを再開させてしまうか。。。

3・人民元、対ドルで過去最安値更新

オフショア人民元、対ドルで過去最安値を更新 一時7.272元
https://jp.reuters.com/article/china-markets-offshore-yuan-idJPKBN2RE18B
~中国政府は18日に発表を予定していた第3・四半期のGDPなど、
今週の経済指標発表を延期した。

そりゃ数字が悪いから党大会開催中に発表できなかったんでしょう、、、と
トレーダーらは懸念している、という話。

元安、ドル高は相対的にドル高を助長するので為替市場での
ドル買い再開の一因となっているのかもしれません。
結局、ドルが最強( ´Д`)=3

ポジション
ドル円が上昇しているのに上値の重さに我慢できず
ユーロ円ポンド円ロングは一旦手仕舞うことに。

ドルストレート通貨でユーロ、ポンド下落が再開してしまったせいですね。

ユーロ円144.81円L ➡ 146.51円
ポンド円167.51円L ➡  168.58円

今週のひろこのウィークリーゴールドは
ゴールド現物が西から東へとシフトしている、というお話。

西側の機関投資家がゴールドを売り
中国、インドなどがせっせと現物を買っている?!

中国のゴールドのプレミアムがとんでもないことになっています。

貴金属スペシャリスト池水雄一氏に解説いただきました。

<西側の機関投資家が売却、東側の実需は購入>
『ゴールド現物は西から東へ』
https://youtu.be/A15yTiZUjLk
◆中国のゴールドのプレミアム
◆中央銀行、ETFの動向
◆Comex、LBMA在庫動向

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