1・中国抗議デモはむしろプラス要因(との声も)
2・人民元安、ドル高・円高
3・ECB高官らからタカ派コメントでユーロ急騰?
4・クリスマス商戦好調スタート
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1・中国で「ゼロコロナ」へ抗議拡大-出口戦略促しプラスとの見方も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-27/RLZWXST0AFB401?srnd=cojp-v2
警察はより強制的な排除に乗り出した
・習主席にゼロコロナ脱却の加速を促し、結果として資産価格の支えになり得る
何でも見方は分かれるもので、中国の抗議デモが
中国当局のゼロコロナ政策の緩和、出口模索を促すため
資産価格のプラス要因になると考える向きもあるようですね。
確かに、週明け28日の世界の株式市場は下落となっているものの
利食いの範疇で、資金が逃げるというような急落ではありません。
10月分のCPIが予想より低下していたことで金利が急低下、
株式市場には楽観が広がっていましたが、利食い場になっただけで
暴落するようなムードはない…?
現在の株式マーケットにとってチャイナリスクはテールリスクではあるものの
今更暴動のニュース慌てふためくということはないようです。
アップルなど直接生産に影響が出るような企業はよくありませんが、、、
アップル株一時2%安、iPhone出荷台数が一段減少の可能性
https://jp.reuters.com/article/apple-stocks-idJPL6N32O0A2
2・人民元安、ドル高・円高
ただし為替市場ではリスクオフの様相が色濃く、
中国人民元はご覧の下落。
人民元/ドル
ドルストレート通貨が軒並み下落となりました。
ドル円相場、ドル高というよりやや円高が優勢で下落するも
テクニカルの要所で下げ止まり反発。
※ドル円日足
今年の大相場の起点となった3月安値から10月の151円台までの上昇に対し
38.2%押し水準がサポートされています。
ここで下げ止まるならドル円相場は上昇トレンド継続、
ただの押し目だったということになりますが、さて。
※通貨インデックス一覧 ドル高、円高も円高のほうが優勢
3・ECB高官らからタカ派コメントでユーロ急騰?
ECBクノット氏、インフレ抑制には「長い時間」が必要
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-28/RM1X9ZT0G1KW01
ラガルド総裁、ユーロ圏インフレがピーク付けていたとしたら「驚き」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-28/RM2BT8T0G1KW01
ラガルド総裁は
「ECBはインフレを中期目標まで引き下げることを公約する」と
引き締め域まで金利を引き上げる計画だと表明。
「ECBは必要であるだけ利上げする」とタカ派コメント。
次回ECB理事会での大幅利上げへの思惑が広がったということでしょうか。
フランス、ドイツ、イタリア長期債利回りが上昇。
※主要国10年債利回り
通貨ユーロは欧州時間から急上昇するのですが、
どういうわけか続かず行って来い。
※ユーロドル15分足
※ユーロドル日足 日足でみると長い上ひげが出ました。
今週は11月月末でしょ。月末の特殊フローもありそうよね。
今週はユーロに手を出しづらい。
キウイドル 0.6178ドルロングは 0.6210ドルで手仕舞いました。
4・米サイバーマンデー売上高、過去最高の116億ドルの可能性=アドビ
https://jp.reuters.com/article/holidayshopping-retail-cyber-monday-idJPL4N32O2UL?il=0
・昨年21年のサイバーマンデー売上高は前年比1.4%減少
~❤今年は前年から最大8.5%増加し、過去最高の112─116億ドルに達する見通し。
・年末商戦の幕開けとなるブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)の
25日の米オンライン消費額は前年比2.3%増加し、過去最高の91億2000万ドル
年末商戦好調となりそうですね。
こうした材料も株価を下支えています・・・が、
水曜日にパウエル議長が講演する予定があるため、
もう少し米株は利食いに押されるんじゃなかろうか・・・。
現在ノーポジです。
月末であることに加え、流動性も低下しているため
あまり積極的にポジション持ちたくないですね。
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