2022年12月22日木曜日

 日銀ショックは21日水曜日のマーケットでも尾を引いています。

長期金利、0.480%に上昇 7年5カ月ぶり高水準
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2156Y0R21C22A2000000/
・2015年7月以来7年5カ月ぶり高水準

YCC変動幅拡大で長期金利は0.5%までは上昇する可能性があるわけですが
今日長期債利回りは0.48%まで上昇してきました。

米国の長期債利回りは 3.67% で動いていますので
絶対的な日米金利差は3%以上あります。
この金利差が米国の利上げによって拡大の一途を辿ってきたことが
22年のドル円相場の急騰の背景にあったわけですが
気の早い向きは米景気減速で23年の米国の利下げを期待、
さらに昨日の日銀のサプライズによって日本の金利上昇の可能性が出てきたことで
今度は日米金利差縮小にかけた取引がトレンドになるかもしれない、という記事⬇

日銀ショック受け投資家は円相場見通し修正-120円超える円高予想も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN85SIT0AFB401
・23年終盤から24年に米利下げ開始なら120円超の円高進行との観測
・「円は来年、最強通貨の一つになる可能性高い」とアンバーザデ氏

今年115円でスタートしたドル円が151円まで37円(10ヶ月で)動いたわけですから
120円があっても何ら不思議はありませんね。
ドル円市場が投機筋をも呼び込んで鉄火場と化しているのです。

通貨の高安は貿易収支に直結しますし
企業の業績のみならず経営計画にも大きく影響します。
急激な円高が日本株市場の上値を重くしてしまった。

自動車株、円高嫌気で売り続く トヨタ1年4カ月ぶり安値
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB218NC0R21C22A2000000/

これは日経平均の月足。
2013年に大きな上昇トレンドがスタートしました。
これがアベノミクスのスタートです。

政府と日銀の共同声明によって
日本をデフレから脱却させるというものですが
この共同声明の見直しが岸田政権下で行われる可能性がリークされ
アベノミクスの終焉が意識され始めたのだとすると
この月足レベルでの下値サポートを割り込んでしまうリスクもでてきます。
(20年に大きく割り込んでリバウンドしているのはコロナショック)

この上昇トレンドラインは割らないでほしいですね。
日経平均は21年9月が高値で上値が切り下がっています。
三角持ち合いが形成されているんですね。
できれば上方ブレイクを期待したいですが
岸田政権に株を上昇させる政策が打ち出せるのか。
増税は下抜けリスクが高い政策ですが。

今夜の米国株はナイキの決算が良かったことでナイキ株急伸が
センチメントを好転させているようですが
米国市場も脆弱です。

米中古住宅販売は10カ月連続減少、過去最長更新-金利上昇が響く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN8XPDDWX2PX01
・11月の中古住宅販売件数は前月比7.7%減の409万戸
・2010年以降で2番目の低水準、2月以来の大幅減少
・1999年のデータ集計開始以降で最長の減少局面

今年の急ピッチな利上げの影響は来年のリセッション警戒につながっています。

米国株の来年に危険信号、2年連続下落はまれだが下げた時は幅大きい
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN8O9MT0G1KW01?srnd=cojp-v2
・S&P500種が2年以上連続で下げたのは100年近くで4回
・いずれも2年目の落ち込みが1年目より大きい-平均24%
・4回のうち2回では下落は3年続き、1回は4年連続。
・2000-02年と1939-41年のそれぞれ3年と、1929-32年の4年は連続で下げた。

欧米勢クリスマス休暇につき方向感出ない相場となると思っていたのですが
昨日の日銀ショックでドル円、日本株が大きく動いちゃって、
ここからどうポジション取っていいか悩ましいところ・・・

ドル円大きくリバウンドが荒れば売りたいのですが、
あまりリバウンドしないですね。。。

今週のひろこのウィークリーゴールドが年内最後の収録でした。

ということでゴールド市場の10大ニュース2022!!
youtu.be/PvdFTpXUtuI
マーケットエッジ代表 小菅努氏に解説いただいています。

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