2023年1月13日金曜日

 12月CPI(消費者物価指数)

<CPI/前年比>+6.5% (予想+6.5%)11月+7.1%から低下

<CPI/前月比>▼0.1%(予想:+0%より減速)


<コアCPI/前年比> +5.7%(予想 +5.7%)11月+6.0%から低下

<コアCPI/前月比> +0.3%(予想:+0.3%)11月+0.2%から低下

☺米CPI、伸び一段と鈍化-FRBにさらなる利上げペース減速の余地
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-12/RODK7YT0AFB801?srnd=cojp-v2

2月FOMCの利上げ幅は0.25%に縮小される、というのがコンセンサスに。
そして3月FOMCでは利上げを見送るとの見方も出てきた。

☺FRBは3月に利上げ見送り、確率低いがあり得る-スワップ市場示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-12/RODPC0T1UM0X01

これを受けてドル円が130円大台割れ。
あ~直前にドル円ショート手仕舞ってしまったのが残念・・・
※ドル円日足

債券市場では金利が一段と低下。
※米国債利回り一覧


株式市場にとっては好材料ですね。
ダウは12月の高値にロックオン。
半導体指数(SOX)も上がってきましたね。
今日はNASDAQ上場のTSMC台湾積体電路製造(TSM)がご覧の上昇⬇
底入れしたようなチャートですねぇ。。。
米株が復調基調を強めるなら日本株も、と期待したいですが
円高が来ていますのでこれをどうこなすかですね。

ドル円が下落の勢いを強めてしまったので
クロス円も総崩れです。
クロス円ポジション、手仕舞いました。

豪ドルドル 0.6762ドル 継続
豪ドル円  89.60円ロング ➡ 90.95円で手仕舞い

ユーロ円141.81円 ➡ 141.95円で手仕舞い 
ユーロドル 1.0739ドル 継続

ドル全面安ですので、ドルストレート通貨でのドル売りがよさそう。
ユーロドル、豪ドルロングはもっと育つのではないかと期待。

そうそう、ドル円の下落はドル金利低下だけが材料ではない可能性。

12日東京OPEN前、ドル円急落しました。
読売新聞のこの報道がトリガー。

☺日銀、大規模緩和の副作用点検へ…年末の政策修正後も市場金利にゆがみ :
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230112-OYT1T50050/

読売によるリーク記事ですが
先般日本の消費者物価指数が総合で前年比+4.0%
コアコアでも+2.7%まで上昇していましたが
12月、サプライズで日銀がYCC修正に動いたこともあり、
日銀が1月会合でも動くのではないかという思惑がくすぶっています。

すでにYCC修正以降日本の長期金利は上限の0.5%に張り付いていますが
さらに拡大するかも、というわけですが
黒田さんがどれだけ否定してももう市場の信用はありませんね。

というわけで米金利は下落基調、日本の金利は一段高の可能性、ということが
ドル円相場をさらに下落させるリスクとなってきました。
トヨタの想定為替レートは135円台だったはず・・・

昨年秋、介入などせずに市場に任せていても
ドル円相場は早晩ピークアウトして自然に下落したんじゃないかな。

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
複眼経済塾の渡部清二氏に2023年の日本株市場を展望いただきました。
もちろん四季報新春号を通読した上での展望を頂戴しております。
金融政策の転換リスク、増税リスクなどから弱気の声も増えていますが
渡部さんは今年の日本株に強気です。そのわけは動画を是非⬇

<四季報読破25年目で100冊完全読破達成!>
『2023年、日本株大丈夫なの?これから伸びる市場は』
https://youtu.be/76jThjbk2mY
◎干支と西暦下一桁のサイクル
◎大胆な上振れ「サプライズ」企業を探す

今週のひろこのウィークリーゴールドは
シーホーク代表の成田博之氏によるゴールド分析。
12月からのゴールド上昇は前回ご出演時に指摘されていました。見事的中!
ここからは少し注意が必要です。
<上昇し始めたゴールド、だが、、、、>
『気になる直近のシグナル』
https://youtu.be/OrxFkv2XoBs
◆COTレポート分析
◆ゴールドETFのデータ分析
◆シーズナルパターン
◆TIPとNY金先物
◆ユーロのスプレッド

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ







※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社